あかんたれブルース

継続はチカラかな

バイキングの美学

りんちゃんのモヤモヤ(5)北欧の社会保障制度(番外)

うり坊のコメントからすこしバイキングについて語ります。


バイキングっていうとついつい食べ過ぎてしまう。
それが、うり坊やルイちゃん母娘が出入り禁止になる原因ですが、
これは関西飲食店連盟では「自衛措置」との見解だとか。
まあ、こういう人達は例外として・・・(汗)

しかし、バイキングの魅力は(気兼ねなく)食べ放題「自由」ってところですね。

これは幼い頃のお呼ばれ(誕生日会とか)での飲食の場での
「遠慮」のトラウマが影響しているとも聞きました。

そういったことや、寿司屋の「時価」とかの値段を気にせずに食べられる。
ここに「自由」があって、私達はそれを求めているわけだ。

決して、食べたいだけじゃない。
それはうり坊とルイちゃん母娘だけです(涙)。
第一に、人間そんなに食べられるものではない。
それはうり坊とルイちゃん母娘だけです(涙)。

その自由の開放感もあるでしょうし、もの珍しさもある。非日常ってやつだ。
で、ついついお皿に天こ盛りにしてします。
バイキングには美学があって、(服部料理教室「マナー憲章」平成二年度版)
選択して皿に盛ったら残してはいけない。

幸子はいつもこれで失敗します。
(最初に天こ盛りしてしまって後はノルマになってしまう)
うり坊とルイちゃん母娘はそんな心配はありませんが(涙)

だから、皿に盛るのも頭を使わないといけない。
また、どうやったら効率的にたくさん美味しく食べられるかの工夫も大事。
私の義弟は最初からカレーを盛ってきて、「失敗した」といつもこぼす。
うり坊とルイちゃん母娘はそんな心配はありませんが(涙)

さて、飽食の時代といわれました。
そして、ダイエットの時代も続いています。
大量消費の時代に食料・資源問題から廃棄処分ゴミ問題まで・・・
なんとなく、バイキングは時代にニーズにそぐわない、ような感じですが
はたしてそうだろうか?

ヤフー辞典で【バイキング】の反対語を調べると【コース(料理)】が出る。
わたしは和洋中関係なしで、このコースとか「板さん(シェフ)おまかせ」
というのが苦手で、だいたい前菜で満足してコースなかほどで苦しくなる。
旅行での部屋食でも後半の天麩羅とか鍋はほとんど手をつけない。
もう25年近く旅館での最後しめの御飯を食べたことがない。
本格イタリアンなんてもの凄い量ですからね。
うり坊とルイちゃん母娘には関係のない話です(涙)

知り合いのホテル「海月」の支配人に聞いたところバイキングのほうが
残飯の量が少ないそうです。
人件費も当然かからない。
そういうのもあるから、経営戦略として成り立つのでしょうね。

バイキングはエコなのだ。

堅苦しいテーブルマナーもないから、ストレスもない。
そして、環境にもやさしい。

また、体型とか体質もあるので
食べる量には個人差があるものです。

日本人は「腹八分目」なんてお題目を信奉していますが、
そういうストイックな考えはよろしくない。
いつかどこかでリベンジとかリバウンドがあるものだ。
わたしの尊敬する杉山茂丸は「十分」に食べろと言っている。
ただし、「十二分に食うな」とも釘を刺す。

八分、十分、十二分

ココが「自由」の境界線のようです。
禁欲的と飽食というやつですかね。
そういう自由を勝ち取る「食育」の場としてバイキングはある。

うり坊とルイちゃん母娘には関係のない話です(涙)