あかんたれブルース

継続はチカラかな

ポピュリズムに背を向けて



しかし、パイプって高いんだね(汗)。
二、三万ぐらいするし、上をみたらきりがない。
一番安いのを探したらコーンパイプでこれでも七千円。
これじゃあ織田祐二に張り合えない。
マッカーサーじゃないんだからさ。

「お探しものですか?」

後ろから声をかけられた。
振り向くと土人が立っていた。

「ミセス・ヨッシーミ・ゲロニシルから電報です」

手渡されたメモを読んでみる。
「・・・モドッテコイ!」
まった我が儘な女だ。

土人の紳士は顔を近づけて小さく囁いた。

「あなたにぴったりのパイプを用意しております」
「ハウマッチ?」
「105円」

その言葉に誘われて新宿駅中央口向かいの「談話室滝沢」に行ったさ。

いっぱい1000円のコーヒーを注文して、
やおら土人紳士がポケットからだしたのは・・・

「竹輪じゃないですか・・・」

そう105円で四本入りの、
ローソン100円ショップにもおいているあの竹輪だ。

「いまはただの竹輪です」
土人紳士のいうことにゃ、これを桜のチップで燻すのだそうな。
けっこうイケテルナイスミドルアイティムだという。

乗った。

値段が理由じゃない。フィーリングにフォーりんラブだったのだ。

で、桜のチップはないので天日干ししています。
3本あまったので
一本は左手の薬指に、一本は右手の中指に
最後の一本はチンコに指しました。

危険な匂いがプンプンです。

Magiko、俺にさわるなよ。
妊娠するぞ。



ジャーン