あかんたれブルース

継続はチカラかな

ナベツネ以上に不味い桃井発言

良識派の壁(6)


しかし、タイミングがいいのか悪いのか

オリンパスの件で下山元社長の弁明に
苦言を呈したところ
ナベツネがやらかしましたねえ。

渡辺恒雄
読売グループの首領。

しかし老けたよね。もうヨボヨボだ。
オーナー社長でもないのに
なんであんな老人に実権を握らせているんだろう。
老害以外の何者でもない。

下山敏郎は「軍人」を言い訳にしたけれど
ナベツネは「政治記者」を売りにしていたな。

新聞記者というものの正体はこれだ。

しかし江川も迷惑な話だと思うなあ・・・
岡崎はそれ以上だけど



今回の清武英利専務の行動は拍手でした。

報告を受けたのを無視しての行動ならば大問題(社会人として)。
そのことを忘れてしまっての行動ならば、それも大問題(痴呆)。
なかなか良い論法でした。
清武専務よくやった。偉いぞ!
(でも会見で泣くなよ。毅然としゃきっとやれ!)

衝撃のナベツネ批判から4時間後
桃井恒和(巨人軍オーナー兼球団社長)は
びっくりして腰が引けて逃げを打ちましたね。
「かばいきれない」だってさ。

これを大人の対応とみるか?

ナベツネの企業の私物化は論外として
桃井氏の対応は不味いと思う。
それを企業経営者としての責任と解釈するのは間違いだ。
また、清武氏の言動を大人げないと捉えるのも
間違いだ。

企業経営者のモラルが問われている。
オリンパスの件もそのよいあらわれでしたが、
今回のジャイアンツの人事騒動を
単なる読売グループの組織内の問題と捉えるのは間違いだ。

私達のような巨人大鵬卵焼きの長嶋世代にとって
江川問題は強烈な出来事でした。
あれからわたしは巨人ファンではなくなり
プロ野球というものに興味を失った。

巨人軍選手は紳士たれといわれた。
しかし、読売経営人は紳士ではない。フェアじゃない。
しかもジャイアンツの母体は世界一の発行部数を誇る新聞社だ。
ジャイアンツを支えているのはファンであり、
読売新聞を支えているのは読者だ。
日本テレビだっておなじです。

なんであれ「お客さま」を無視している。忘れている。
原発事故といい、この騒動を
正力松太郎が知ったらどんな顔をするだろうか・・・

この造反劇が企業内の内部問題として
お茶を濁してうやむやにされないことを祈ります。
清武氏は渡辺恒雄と心中するつもりで
頑張ってほしい。

とは別に、ケツを割った桃井氏の似非良識派的言動は
大きく批判されていいと思う。
ナベツネ以上に、社会にあたえる(悪)影響は大きい。


しかし、時代なんでしょうねえ。
こういう問題が矢継ぎ早に噴出します。
膿を出す時期なのでしょうね