あかんたれブルース

継続はチカラかな

納得できない

恋愛卜伝十二番勝負(第四番)


スライディング・ドア』という映画がありまして
主演のグウィネス・パルトローが超キュート
コンパクトにまとめますのでストーリは省略しますが
このなかで
ヒロインが恋人の子供を妊娠したことを
伝えにいったら、実は彼には妻がいたことを知ってショック。

そのヒロインを彼は説得する。

「妻との仲は冷え切っていて別居中。
 離婚したいのだが入院中の母親を心配させたくなくて
 離婚に踏み切れないいでいた。黙っていてごめん」

この言い訳で、すべて解決してしまう。

なかなか楽しい映画だったのですが、
この台詞とこの展開で、なんか考えてしまった。

劇中の彼氏さんはなんだかんだいって
不倫とわかっていて関係をもった。しかもそれを隠してた。

夫婦仲が悪い、冷めているのがその免罪符になるのか?
別居中(家庭内別居でも仮面夫婦でも)
だったらいいのだろうか?

それを女友達に問うたところ、
結婚の可能性があるところがポイントだと答えた。
それでは納得できなかったので、
説得すること二時間。ようやく彼女も納得してくれた。

この件、みなさんはすんなり納得できるか?
この際、劇中の妊娠のシチュエーションは忘れてください。
こういった設定は日本のドラマでも世間のあちこちでも
よく聞く話です。

「好きで一緒になった仲やないの」という歌の台詞があるけれど
結婚した相手と、仲良くやれないのは
いろいろな事情はあるとしても
相手とその人のどちらか、もしくは両方に問題があるはずだ。
二度あることは三度あるで
こういった相手は最初はいいけれど
いざ一緒になったら働かない酒飲んで暴れるギャンブル狂女癖悪い
とか色々あるかもしれないし、それは女性のほうも同じ。

もし、ここで、劇中に彼氏さんが夫婦仲が円満だったら
グウィネス・パルトローはよりを戻さなかった?
愛しているんじゃなかったのか・・・

結婚できなければ、愛は成立しないのか。
結婚すると、もう人を愛してはいけないのか。

それはおかしいと思うぞお。