Jの食卓(愛の研究-4)
結局、そうせねばならないというものではなく
そうぜざるおえないということなのだと思う。
愛さなければならないではなく
愛さずにはいられない。
そういう存在があることが
幸せというものだ。
そういうことを否定しても
仕方なく不毛で無意味なことなのだと。
その意味で、わたしたちは人間の性質を知らない。
自分自身を知ろうとしない。
相手のことも理解しようとはしません。
知ることを怖れている。もしくは煩わしい
そんなところではないかと思う。
知ったから、
理解したからって
どうなるってものではありませんが
まずはそこからではないでしょうか。
どこまで知るか、理解できるは別としても
そこからはじまる。はじまっていく
「まだなにもはじまっていないじゃないか」
そんな映画のセリフがあったよね。