あかんたれブルース

継続はチカラかな

同じ過ちを繰り返す性



JJ.が怒っていた。
消費税導入が一段と現実味をおびてきたようで
それに対する国民の無関心とあわせて
これじゃダメだとサジを投げた模様です。

「しょうがないよ。追い込まれるところまで
 追い込まれないと、みんな考えないし動かない」

いつになく馬太郎の対応はクールです。

「ええっ、もうそんなのいやですよお」

わたしもJJ.も身から出たサビではありますが
追い込まれた経験が何度かあります。
だから、あれをまた経験するのかと思うとウンザリなのだ。
未経験の人はいいですよ。
どうぞ御自由にです。わたしらはゴメンだね。
すくなくとも、身内。
たとえば馬太郎ブログに集ってくれる人たちには
そんなの味あわせたくはない。
これが本音です。

資本主義ってものは、第一次大戦の後ぐらいに
すでに行き詰まっていた。
そのために社会主義共産主義が生まれた。
ただこういうのも人間がやることですから、結果は・・・
もうひとつ、
戦争というものは不経済なものですが、
これによって一時的に経済が活性化する。
軍事産業や製薬会社などなどが儲かるシステムです。
税金が投入された国策事業だ。

こういうマッチポンプ的な偽りの循環経済を
いつまで続けるつもりなのか?
進歩ないよ、まったく。

福島原発事故ですこしは考えるきっかけになったのでは
ないかと思うのだけれど、まだまだ足らないようです。

変わらなければ、変わるまで
どこまでも追い込まれる
仕方ない。

国民も国家もぶっ壊れていく。いったい誰が残るのか?

日本に併合される前の朝鮮は国家として機能しなくなっていた。
両班(りゃんばん)という階級制度があって
要は働かない貴族です。
これが李朝朝鮮の末期には国民の半分以上を占めていたわけですから
国家として成り立つわけがない。
この両班一族一党は利権争いばかりに明け暮れていた。

日本の社会保障費がうん兆円とかでJJ.が頭を抱えていました。
貰えるものは貰わにゃ損損と不正が横行しているようです。
この間も後輩を仕事に誘ったら
「まだ失業手当てが残ってるので」と断られたとか。
この後輩の意識が現在の一般的な感覚ですよね。

いくら社会保障に金を費やしても無駄だよ。
本当に必要な人にはなかなかまわってこない。
そのうちみんな貴族になってしまうぞ。
でもそんな金あるわけないじゃん。

そういうこともあって、わたしはJJ.が訴える
ベーシックインカムには賛成です。

誰が反対するのか?

JJ.はそれを政治家や企業家や既得権益者という。
それもあるでしょうが、
わたしは最大の抵抗勢力は「国民」だと思う。

自分で自分の首を絞めて
マジ苦しんで死にかかって
ようやく気づいて動くのだ。はたして
そのとき、どうにかなるのか?

また昔みたいに戦争で突破口を作ろうなんて嫌ですよ。