あかんたれブルース

継続はチカラかな

火宅の人



といえば、檀一雄の代表的な作品で
家庭を顧みない極道亭主をあらわす用語となっている。
檀一雄檀ふみの父上。

女道楽の極道だった「最後の無頼派
『火宅の人』はそんな檀一雄の自伝的私小説です。

ということわけで
火宅の馬太郎です。
日本の構造改革の根幹はツボは教育改革!
と唱えておりますが
その実、憲法改正で一夫多妻を目論んでいるという噂の男
モルモン教が一夫多妻だっていので改宗しようかと
真剣に悩んでいます。

「良人」でもある夫
妻に対して夫=良人ですから
火宅の良人。という表現は矛盾はしないようですね。

家庭を顧みない亭主は五万といる。五万じゃきかない。

といって、良人だったからって自宅に火がつかないかというと
さにあらず、テレビでおなじみの「あかん嫁」は五万といる。
五万じゃきかない。

アカン警察(平成23年版)白書によりますと
火宅の人<あかん嫁
は断然で五回コールドゲーム
あかん嫁の配偶者のおよそ8割が「良き夫」ということでした。
なんとも悩ましいデータです(涙)

馬鹿亭主の細君が良妻っていうのと似てますね。
やさしさが甘やかにしなってしまう場合もある。
諸行無常の自然の掟なのかもしれません。

火宅の本来の意味は
仏教説話(「法華経 譬喩品」)の
「燃え盛る家のように危うさと苦悩に包まれつつも、
 少しも気づかずに遊びにのめりこんでいる状態」

この国は、国民は、まさに火宅、火宅の人じゃないか。