あかんたれブルース

継続はチカラかな

大阪人



この間、久々に『泥の河』を再鑑賞して
やさしい大阪人と大阪弁に包まれた。
やさしい父性かなあ・・・田村高広良いです。

江戸っ子が絶滅「危惧」種となって数十年
江戸っ子は三代でようやくそれを認められるとか
団塊世代から数えて三代目が社会人となっている

・・・東京にもう江戸っ子はいません。
昨年の暮れに足立区大谷田の中川亀吉さんで仕舞いです。
享年86歳。合掌


話は江戸っ子ではなく大阪人だ。

東京に対抗意識ばかり燃やす大阪人は迂闊にも
自分たちの足場が崩れていることに気づいてない。

今月の初めにかおりくんの方から電話があった。
また入院したそうで、旦那の暴言に苛まれ
体調を崩し、医者が非難措置として入院させたそうな。
かおりくんの馬鹿亭主のことはこの際どうでもいい。
馬鹿旦那なんだから。
また、欝のかおりくんのヘナチョコリン云々も横に置く。

他所の夫婦間のことなんだけれど
話を聞くと旦那の言葉(言動)に傷ついている女性は多い。
で、その傾向は大阪市内出身者の妻と
関西地方出身者の夫もしくは
嫁ぎ先が大阪府外のケースが多いようです。


関西弁が荒れている。
原因のひとつは吉本興業、もっと言及すれば
ダウンタウンの尼崎弁とその芸風だ。

それがスタンダード化して関西圏の文化が変容してる。
毒舌や悪態・荒事が本音だと信奉されてしまった。
方言は標準語と違って語彙が深くて広く多様です。
兵庫も奈良も和歌山も滋賀も福井も
昨今大阪スタンダードを模倣する。

個性というものを信奉するけれど
なんかそういうものが希薄なような気がします。
パターン化してるんだよな。
テレビの罪はキャラを定番化させてしまうことだと思う。
毒舌や悪態が本音とは限らない。

で、誰が一番傷ついているかというと
ネイティブな大阪人なのだ。
ホントはナイーブなのよ。
生まれた育った環境が純粋な大阪弁だったから
なおのことギャップがあるみたい。
(かおりくんは大阪人、馬鹿旦那地方関西人)


やさしくしてあげよう。


やさしい大阪弁やさしい大阪人
知ってる?
言葉に気をつけてるか?
汚い言葉、荒い態度が親愛の表現と勘違いしていないか?
「やんけ」なんて使ってないか?

大阪人は決して図々しくてガサツでがめついだけじゃない。
実はとってもやさしい心根の人たちが多い。
だからやさしく接してあげましょう。
愛しているのならば


http://www.youtube.com/watch?v=qJg9U52DxWs
http://www.youtube.com/watch?v=fFQfH7M_IDA
http://www.youtube.com/watch?v=6b_s5O3-Pu0&feature=related

どれがいい?