あかんたれブルース

継続はチカラかな

バカボンのパパが怒ってる

ニッポンの教育改革(4)


子供が生まれ、三、四歳になると知育として
様々な習い事を試みる親御さんは多いものです。
絵画や音楽、バレエやダンス、英語にスイミング・・・
みんな我が子に豊かな人生を送ってほしい
個性的な才能を伸ばして幸せになって・・・
そういう純粋な気持ちから


ところが小学生にあがると徐々に変わる
なかにはそれ以前からお受験とかで
もうその体勢に入ってる場合もありますが(汗)・

現実というテーマに向き合って、といえば聞こえはいいけど
学歴神話にトチ狂ってしまうわけです。
なんたって「とわいっても」「とりあえず」が念仏だ。

ここに教育の、経済の、格差が生まれる。

そういうことをやっても無駄というか
下手したら我が子を駄目にしてるんだけどなあ・・・

教育の、経済の、格差をなんとか埋めようと
夫さんの給料じゃあ無理だとして
奥さんがパートに出たりします。

それが故に、家族はバラバラ
バラバラで食事をする。
夫さんは残業、奥さんはパート、お子さんは塾。
そしてみんなヘトヘト

すべて豊かな将来の幸せのため

そんなものは、ない。
息子がいくら稼いでも生活保護だよ。
バレたら泣くだけさ。恥ずかしい限りです。

蜃気楼のような妄想のために我慢を強いている。
豊かさとは何か? 幸せとは何か?

原発をジャンジャン稼動させて
煌々とした明かりのなかで
残業し、パートで汗して、塾で必死に暗記することか?
一人で食べる夕飯を明るく照らしてくれる灯りにあるのか?
それはLEDか、そうじゃない!そんなんじゃない。

なにか、

違うのではないですか。

企業が儲かっても国や国民には関係ないじゃないですか。
企業は従業員さえ省みない。
減税措置を受けて国外に行く。いくら儲かっても
円高で、ざまあみろ、天罰みたいなもんだ。
そして再びリストラ、雇うのは外国人。

日経はそれを企業努力と評価する。不思議な論調だ。
まったく理解できない。

外国人の子供手当てとか生活保護を受給させている事実を
知って愕然となる、あのときの気持ちだ。
(身近にいるんだよ、リアル世界の話)
知ってますか、彼らのなかで最低限の人でも
一年で400万を仕送りしてるんですよ。
(身近にいるんだよ、リアル世界の話)
300万稼げない国民が多いなかで・・・
(身近にいるんだよ、リアル世界の話)

自分で厳しい生活にハードルをあげて・・・バカバカしい。

誰が悪いんだ?
企業家か、大学か、高校以下学校か、それとも教育委員会
PTAか保護者か、塾か、マスコミか、いや国民すべてなのだ。

国民の一人である野田佳彦さん(55歳・千葉出身早大卒現総理)
あなたもしょうもない教育を受けてきたのだ。
だからトチ狂って順番を誤ってしまうのだ。

疲労困憊で寝込んでしまってる者に
健康第一だと縄跳びを強要する。

まずこの悪循環を断ち切るのが先じゃないか。
手術する体力もないのだ。

日本には資源はないけれど
人材という資源があるじゃないか
それを損なう制度、政策って国益に反すると思わないか、のだ。

検討の余地なんていう場合じゃないのだ。
文部科学省はもう認めているのだ。

だれがそれに反対しているのか、のだ
国民なのだ。


太平洋戦争を一部の軍部と右翼のせいにする。
そういうマスコミも含めて
あの戦争に駆り立てた最大の原動力は国民だったのだ。

現在の教育制度改革の反対勢力は
政治家でも官僚でもマスコミでも塾でもないのだ。

自分だけは、自分の子供だけはと祈ってるのだ
国民と、変化を恐れる現状維持で心配性な国民なのだ。

これも変な教育を受けてきたせいでもあるのだ。

みんなバカなのだ。
これでいいのではすまされないのだ。

バカボンのパパが怒っている、野田!