あかんたれブルース

継続はチカラかな

幸せの子供王国ニッポン



日本人というものを考えてみる。
いったいいつからこんなになってしまったのか?
善悪の区別がつかない
稚拙で、恥知らずで、それを恥しいと思わない。

子供の国

大人にならなくてもいい生き方


自由に生きることが
子供のままで生きることとイコールではない。
子供の心を持ったまま生きることが
子供のように生きることではない。

大人になることが決して悪いわけではない。

子供のまま生きていけることは
楽なのか?

楽なんでしょうね。



5月25日の日経の夕刊に

 結婚しても、子供が出来ても、
 人は大人になるわけじゃない

といコラムタイトルが目を引いた。
脚本家鎌田敏夫は金妻のシナリオから
こう続けた

 大人になりたいと思ったときに、ひとは大人になるんだ。


山田ちゃんが欧州から帰ってきた。
一ヶ月の滞在で、その感想は?
ドイツという国の成熟というか
ドイツ国民は大人だと痛感させられたと漏らした。

当然、比較の対象にとなっているのは
日本人、日本の国民です。

大人ってなんだろう?
コラムで鎌田敏夫はこういっていました。

自分の理論で何かを考え、決断し生きていくこと。

そしてこう分析していた。
日本民族は農耕民族の特性として
豊かな自然からいたるところに神を感じ
自分を主張する快感よりも
大きなものに包まれて生きる幸せを感じてきた。

そして、それを母系社会としての延長から
親(特に母親)に、
そして村社会としての延長から
会社組織に、託して包まれて大人にならずに生きることを選んできた。

大人になることを幼いときから強いられる西欧(の男性)と
大人にならずにすむ日本(の男性)とどっちが幸せか?

コラムはとても辛口に仕立てられていましたが
はたしてこの皮肉が子供たちのクチにあうかどうか・・・通じるか


二股かけたタレントが泣いていました。
母親が生活保護を受けていたこと追及された芸人が泣いていた。
ことの良し悪しはこの際おくとして、なぜ泣くの?

不祥事を起こした会社役員がみんなで並んで謝罪しています。
土下座する。みんなと一緒に

責任を問われ、追及された責任者は
「ぼくのせいじゃない」といいます。



子供の王国ニッポン、ばんざい(涙)