あかんたれブルース

継続はチカラかな

ファンキーモンキー爺ちゃん

新ハンカチ物語(2)


今回のイベント会場を東大にすることで
いろいろ物議をかもしだしたようです。

大学入試制度改革といいながら
その象徴であり東大でやることで
体制側に擦り寄ったのではないかという
変節とかの懐疑のようものかな。

ま、じっくり話して誤解は解けたようです。

わたしの知り合いで
革新系の政治活動をやってる爺さんがいる。
最初は自民党政権打倒だったようですが
民主党に政権が移って
なんにも変わらないことに愕然とさせられて

「敵は霞ヶ関にあり!」

と永田町から霞ヶ関に乗り換えました。

わたしは政治運動とかあまり興味はありません。
いくらこの爺さんが「俺の予想は当たる」と息巻いても
「へえそうですかあ」としらけてしまう。

予想が当たろうが外れようが馬券を買ってなかったら
屁みたいな話だ。わたしはリアリストです。

わかっていてもできないこともある。
身動きとれないこともあるものです。
予測や予想が当たろうが外れようが関係ないんだな。

敵が仮に霞ヶ関だとして
根絶やしにするというのか?
まるでポルポトカンボジア黎明じゃないか
中国の文化大革命紅衛兵
それともオウム真理教か!

なんてことは言いません。黙っている。
馬鹿な爺だなあと、しらけてしいるわけだ。

わたしは高学歴者を別に攻撃したいわけじゃない。
ましてやそれを擁護しようなんてブルブルめっそうもない。
ただ、この国の在り方がおかしいから
そこのネジを変えようよ、っていう話です。

それぐらいのことで、革命など必要なのか?
どういう了見でそういう発想になるのかわからない。
合理的に考えて真っ当なことを確認して
そういうふうにして今よりマシにするだけの話だ。

なんでそこに欧米とか闇の権力とかを
持ち出す必要があるのか、さっぱりわからん。

昔ね、頭山満杉山茂丸が結城虎五郎を入れて三人で
左中指を切って「今後テロはやらない」と
盟約を誓った。これがホントの指きりげんまん。
その盟約には九州の産業育成などがあった
そのなかに官憲だからといって敵にしない。
というのがあった。

当時杉山はテロリストですから
これを提示したのは、その杉山を諭した
頭山満だと思います。

わたしは、偉いなあと思う。

世の中にはいろいろな人間がいる。
頭の良いの悪いの、性格の良いの悪いの
ロマンチストにリアリスト
騙すやつ、騙されるやつ
真面目なの、デタラメなの・・・

記事の流れから
別にカテゴライズするつもりはありません。
ちゃんと読み取ってくれよ。
行間じゃなくて額面通りでいい。

けれども、
世の中に二通りの人間がいるとすれば、
偉いやつと偉くないやつだと思う。
名刺の肩書きとかじゃないかんね!

23日のイベントで古市節が炸裂していた。
受付の横の席で爺さんやってるやってると眺めていた。

「現実現実というけれど
 世の中に出たら現実があるのは当たり前なのです!
 教育が理想を目指さなくてどうするんですか!」

どっきとしたよ。
感動した。
偉い人だなあと思った。