亡国の教育勅語
今回の大津のいじめ事件。
問題は学校、教育委員会、当然加害者とその親側にある。
のですが、ではどうする?
犯人探ししても埒あかないぞ。
犯人の一族郎党を集団リンチにでもするのか?
まるで西部の合衆国のような(汗)
問題の本質は、「いじめ」なのだ。
これをなんとかしないといかん。
えっ?いじめはなくならない? そうかなあ。
確かにいじめって昔からあった。
わたしはいまだに小悪魔にいじめられてます(笑)
今日はまじめに。
いじめが一番多いのは中学二年ですってね。
夢塾の藤森さんがデータをとってくれた。
原因は高校受験だそうです。当然、それは大学入試につながってる。
原因はストレスからくるイライラだ。
そういったストレスを克服しなければならない。
という人もいる。
こういのは
いじめにあったことのない人か
それを克服できた人か
いじめをやってきた人の発言であって、
自分のことしか範疇にない
想像力の欠ける人の発想です。
実社会で克服しなきゃならないものは他にあるだろう。
こんな無駄な、非効率な、不合理なことに
取り組んで克服するなんて、無意味なの。
第一、これはいじめという社会現象であって
学校だけでなく社会に蔓延している現象です。
そこから、それを見て見ぬフリをする
事なかれ主義が蔓延しているわけだ。
なにが国際化だバカ野郎様であります。
こういう国家体質こそが、民族存亡の危機なんだ。
かといってこれといった解決策はない。
学校を締め上げても教育委員会を詰っても
是正なんかされません。
国が、法が、うるさくいえばいうほど隠すだけ。
だから、入試制度改革がすべてのツボだっていうのは
こういうことなのだ。
学校側がとか教育委員会がバカ親がっていっても
そんあなもの変わりません。
締め付ければまた隠すし、開き直ってビラ撒くでしょ。
なんで中学二年生でストレス全開になって
いじめに奔るんだろうか?
ひとつは未熟がある。
高校受験のストレスに耐えられない弱さだな。
甘えといってもいいかもしれない。
これが高校になると意外とデータ的には減少する。
それどころじゃないと、周囲の目も気になるお年頃。
いずれにしても科挙制度からの延長にある
日本の教育制度は崖っぷちにあるわけです。
せめて欧米並みに緩和されれば・・・
で、入試制度改革の根幹はペーパーテストの廃止
なんですが、これが暴論だっていわれるわけだ。
暴論だと思う?
普通は思うよね。でね、今日は真面目な話。
これを暴論とするかどうかの鍵に
絶対評価と相対評価がキーワードになります。
続きはまた明日。