あかんたれブルース

継続はチカラかな

8時だよ全員アスペルガー!



本日はちょっと危ない記事です。

ここ最近、やたらとわたしの周辺で
アスペルガー」という言葉を耳にします。

アスペルガー症候群
社会性・興味・コミュニケーションについて
特異性が認められる広汎性発達障害
と定義づけられているようで、
「知的障害がない自閉症」として扱われるそうですが
それでもアスペルガー障害とも呼ぶようで、
「障害」と位置づけられているんですね。

わたしが最初に知ったのは
3年ほど前に、知り合いのブロガーさんの記事から

そのときは
石綿? そりゃあアスベストだろ(汗)
自分がもう一人いた! そりゃドッペルゲンガーだろ!

という具合で、最初はまったく知らなかった。んだけど
最近、知り合いの子がアスペルガーだという報告が相次ぎ
(その場合、その親もまたアスペルガーであるケースが多い)
また、先日は「私も、そして妹はもっとアスペルガー
という茶のみ話を聞いて遂に二桁突破。

そんななかで先週土曜日、ちょうど一週間前ですね。
ある会合で、アスペルガーの話が出た。

アスペルガーが成功し、結婚で出来て、子供が産まれ
 その子もアスペルガー」という話をききました。

遺伝するの? 

遺伝するといってた。遺伝子の問題なのだと。
発言者は都内でそういう児童を預かる施設の責任者。
遺伝する云々は定かではありませんが、
この方の発言意図は、
(1)アスペルガーが急増している。
(2)アスペルガータイプはビジネスで成功するケースが多い。
(3)従って、生活力があるから結婚・家庭を築くが
   その子供に遺伝し、アスペルガーが増殖していく。

彼は特にアスペルガーを差別しているのではなく
むしろ同情的で、その行政対応に批判的な立場にある。
上の発言はあくまでも傾向を表現したものです。

そこで、わたしと彼との意見は
「結局、大なり小なりみんなアスペルガー」という
共同コミュニケを発表したかどうかは定かじゃない。

つまり、馬太郎もアスペルガーなのだ。
ポイントは、この大なり小なりの大小であって
どの方向の大小か、ってことなんじゃないかと。

また、歴史的にみて
こういうのは今はじまったのではなく
昔からあったことじゃないかと

例えば、坂本龍馬は、アスペルガーだった。
というのが一番わかりやすいかな。
信長もアスペルガーだ。

幕末明治でいくと
西郷隆盛、弟の従道もアスペルガー
由利公正宮崎滔天正岡子規秋山真之
俗に奇人変人天才みんなアスペルガーだったんじゃないか。

と思えてきたのです。

ただ、こういう物言いは非常に難しく
デリケートなので前々から思ってはいたのですが
表にだせなかった。

たとえば、パニック障害で悩んでいる友人がいて
心療内科ではじめてそれを診断指摘され
病名を付けられ病気であると知りホッとしたといいます。
それまでは「自分だけが」という不安があった。
自分だけじゃないことを知って、ホッとしたのだと。

しかし、なんか悩ましいなあ・・・
そう診断されたからって、治療されたわけじゃない。

それ以前、やたらと多かったのがアダルトチルドレンだ。
これもそれを理解するのに時間がかかりました。
このときも、そんなものかなあ・・・と
腑におちなかった。

ま、いまだからこんなこと書けますが
その当時(6年前)書いてごらんなさい。
猛烈なバッシングを受けたでしょう。
いまでもブログで不用意に「うつ病」のことを書いたら
どっからなにが飛んでくるかわからない。

わたしは弱者の痛みが無理解なひどい人間とされる。

そうじゃない。
そういうことを言ってるんじゃない。
ま、ネット右翼と同じで、なかなか通じないのが
現状です。

そういうことじゃなくて、それは病気なのか?
病気だったとしても、それは治せるのか?
治す必要があるのか?

なんかね、アダルトチルドレンがうやむやになったように
アスペルガーもまたそうなるんじゃないか、と。

病気にされた者たちを置き去りにして