あかんたれブルース

継続はチカラかな

マンガみたいな社会



これ、可愛いよ。
http://www.youtube.com/watch?v=-6Qp26K4a8M

お尻フリフリと
タンバリンを叩く魔法が可愛いアクビちゃん

ドラえもんでいうところのドラミちゃん
に、あたるマスコットキャラクターですね。

20世紀少年たちはヒーローに憧れるのと併行して
ドラえもんハクション大魔王のような
お助けマンの存在を熱望していた。

70年代は高度経済成長がピークに達して
戦後と復興にピリオドが打たれましたが
同時に公害や受験戦争という社会問題も起きた。

偏差値教育が施行され、私達の時代は大変だったのだ。
そこで、文部省は「ゆとり教育」を実施しました。
これは教育問題、その弊害の是正策だったのだ。

マスコミや石原さんは現在の教育の荒廃を
ゆとり教育のせいにするけれど、そうじゃない。
問題の根本は日本の受験システムにある。
だからゆとりを作ってもその時間に塾に行くので
まったくザル政策になったわけだ。

施政者の一員だった石原さんの不徳不見識も
原因になっていることをユメユメお忘れないように。

ま、とにかく日本はすべてにおいて行き詰っている。
そして、もう憧れるヒーローもヒロインもいないし、
お助けマンもいない。

メルモちゃんの画像を探していたらこんなの見つけた。
ちょっと観てみて
http://www.youtube.com/watch?v=YMqka9Bhk-c&feature=related

これは私達が小学校高学年の頃の話というか
社会風潮です。で、マンガ、アニメの話だ。
こういう母親は現在も多いことでしょうが、
現在ではあまりマンガやアニメの設定にならない。

なぜかというと、笑えないのだ。

ひとつはこういう母親が増加したこと。
この頃はマンガみたいな話で、
まあこういう親もいたんでしょうがレアで
マンガの題材にできた。
今は多くてできない。笑えない。
(この母親の台詞、聞いたあ?ぞっとしないか)

そして、母親の主張を支持し抗議しにくる市民団体があり、
訴訟沙汰になることです。
実は先日そういう話を現場で実録で聞きました。

学力低下云々を問題にしてるけれど
いったい学力低下ってどんな学力のなんのための学力で
どういう低下なのか?

このマンガから40年は経ってる。
あの頃子供がいまこのママさんの年代に達したわけです。
こういう馬鹿親が増えてること自体が
学力低下のなにものでもない。
こいつらは決してゆとり教育のせいじゃないんですよ。
だって私達と(一番詰め込まれた)同世代じゃないか!

この間の朝日の騒動で「人材の劣化」という言葉が
ありましたが、それはマスコミ業界だけの話じゃない。

普通考えて、ゆとりを詰め込みに戻して上手くいく
って発想自体がおかしいじゃないか?違う?
中学生でもわかることじゃないか?

こんなことを政治家ともあろうものが
マスコミと一緒になって言ってるから屁がでるんだよ。
不見識極まりない。


(本日の名言)

知恵がまわって明るくて笑い上戸いいけれど
派手ないたずら玉にキズ

アクビ娘リターン
http://www.youtube.com/watch?v=0tt86_CMK2o&feature=relmfu