あかんたれブルース

継続はチカラかな

筋子を解けばイクラちゃん

城北ヘルスセンター(3)


ジャン・ギャバンの『望郷』・・・
主人公の名前はなんだったっけ?

ケペルモコ? ペペルコモ、ペペルドコモ?
なんだったけ?

ちょっと前に気になってネットで検索した。
ネット検索は便利だねえ
正解はペペ・ル・モコ

そしたら数日後にBSシネマでやってたよ(笑)
一昨日の話
不思議だねえ、っていうかこういうこと
よくあるのです。

たとえば、近現代史で調べ物をしてるとき
図書館などで偶然まったく違うジャンルの
たとえば経済書とか科学書とか宗教学の本などを
手にとって、あっ!っという発見があったりする。

わたしはこれを知識の引き寄せと名付けてる。

人でもある。
原発をテーマに電力史の企画を考えたとき
アラビア石油の創業者アラビア太郎(山下太郎)を
掘り下げたいなあ
とずーっと考えていたら、今年知り合った
清水さんという爺さんが山下太郎の秘書だった。
とかね。

なんか気になることがあると
たまたま着けたテレビでそれをやってたり
そういうの偶然とかオカルトチックと思えない。

知識の点と点が結ばれていく
それが面になっていく感覚って、とても
ダイナミックなものです。

そういうのを含めて「筋」と考えるようになった。
北村さんという証券業界の重鎮がいう
良い筋、悪い筋という持論は
そういう意味でとても刺激でした。

物事を成就させるには良い筋でないと
どんなに条件がよくても決して通らない。
これはある意味で真理だね。

それは自分の在るべき姿勢や方向性にもいえるわけで
そういう筋を確認できたときに
ああ、この方向で良かったんだなあと
逆にホッとするようになりました。

引き寄せるには、道筋が通らないと通じないんだ。
そのための手順もあるでしょう。時期もある。

うまくいかないときは、どこに問題があるんだろう?
そこを筋から考えなおしてみたりします。
以前はそれを人や世の中のせいにしてたかな。
担当者がバカだとか、世の中がダメだとか・・・

先日、ある企画をA社に提出したら
まったく担当者が乗ってこない。
以前だったら無理やりでも力攻めしてたのです。
(無理筋だろうが、通すことを手腕だと考えていた)

ある程度、説明して、こりゃあかんなと
思ったので、あっさり「また宜しくお願いします」
と、スパッとそこで手仕舞いした。
(決してあきらめるわけじゃないぞ)

さて、と・・・気を取り直して
もう一度、企画書をチェックして
部分的に修正してみた。
A社の某編集者が腰が引けていた部分。
問題視してきた言い訳の理由・・・
無論、
相手の性格や力量、癖なんかも考慮して、ですよ。
日を置かず、その日の夕方
速攻でB社の某担当者に提示した。
それも電話と詳しい内容はメールでだ(笑)
翌日のお昼頃、返信が届いた。
開くときドキドキしたよ。
・・・
通っちゃった。

はじめてじゃない。これで三回目。
無論、両編集者と両出版社の相違もある。
同じ出版社でも八百屋と肉屋の違いだし
担当者もビビる大木とマツコデラックスの違い。
音羽デラックスがいい人なんてことはない。
癖のある、嫌~なタイプだよ。
今年春は一触即発の超ヤバイ場面もあったほどです。
時代劇に出てきたら金貸しのやくざで借金のカタに
布団か娘をひっぺがして、
最後は桃太郎侍に斬られるタイプ(笑)。

ま、それはいいとして
これ、
筋なのだ。
筋を読む。
麻雀の筋を読むっていうのに
ちょっと似てるけど
ちょっと違う。

立命と間の話に、この筋というのを加えます。
参考になるかなあ?
ピンとこない?
でも、これをマスターできれば
人生行路は暗中模索から脱却できるぞ。
いますぐじゃなくてもいいから
馬ちゃんがそんなこと言ってなあって
覚えておくといいよ。
損はない。