愛のメンタリズム（8）
家を建てる。
戸建て、マンションに関わらず
不動産購入は私たち庶民には
人生最大のイベントだ。
これを人生の最大の大目標と考える人は多い。
しかし、私たち自身もしくはその周囲で
その途端に不幸に見舞われるものは多くないか？
試みに思い起こしてほしい。
両親、親戚縁者、知り合い、そして自分自身。
不慮の事故・事件、トラブルに発病などなど
わたしの父はオイルショックからの海運不況から
義父は職場での事故からその後、肝臓がんを
わたし自身も健康を害してしまいました。
なぜこのような現象は起きるのだろう。
不思議だよねえ・・・
理由はふたつ。
その第一は、運気は絶頂の次の瞬間に
下り坂に進路を変える。
上がれば下がるという
そういう法則性があるからだ。
（ここを乗り越えればまた上がる）
第二の理由としては
目標達成から気が緩んでしまう。
また、エネルギーの方向性を見失ってしまう。
隙ができてしまうというか・・・
たとえば、
受験戦争を戦っていたものが
大学合格から就職をはたした途端に
腑抜け状態になってしまうのもこれだ。
もちろん、そのほかにも嫉妬など
自分だけのせいでもないこともあるだろうし
自身の驕りとかプレッシャーなんかもあるだろう
とにかく、落とし穴があるのは確か。
じゃあどうすればいいの？
人生の目的を不動産取得としない。
それはあくまでも通過地点のひとつで
もっと大きな目標を持つこと。
大望とか、志みたいなものでしょうねえ。
あんまり自分を中心としたものは
限界があるので要注意です。
それと、「徳」を養う。
己の身を修めるということは
オールマイティーで効果効用があるようです。
