あかんたれブルース

継続はチカラかな

キラー・ジョーと呼ばれていた頃



忘れていたことを思い出した。
そうだ、俺は昔
キラー・ジョーと呼ばれていたんだ。
その頃の俺のBGMがこれだ。
http://www.youtube.com/watch?v=u23Etcb-L9M&feature=share

あれは1959年、日差しの眩しいマンハッタンの夏
上下白の麻のスーツにパナマ帽で
リンダの店に向かっていた。

7番街の角を裏路地に入って左に曲がった途端
見知らぬ男が銃を突きつけてきた。
スミス&ウェッソンの38口径だ。
「デカがいきなり発砲するつもりか」
「警察じゃない!」
「だったらなんでM10なんて使う」
「うるさい、大人しくブツをだせ」
「わかった。落ち着け。これが目当てか」
俺はポケットから仏像を取り出した。
「なんだこれは」
阿弥陀仏だ」
「ふざけるな。はやくブツをだせ」
「これか」
「ブーツじゃない」
「卵1ダース一気丸呑み」
「卵中毒の湿疹ブツブツじゃない」
「係長の居酒屋でのぼやき」
「だからブツブツじゃない!」

ぺっし!

「痛て!そのブツじゃない」
近藤春菜
「ブスじゃない」
箕輪はるか
「違うってば」
「割と好みなのか?」
「ちょっと・・違う!」
「じゃあ渡辺直美
「違う」
天童よしみ
「それはないでしょう(汗)」
「ないよなあ」