究極の損得

今日は朝から築地だった。

寒むっ

くったくただよ。

坊さんの学僧に取材した。
この間の「あの世はないんじゃないか？」
の質問を直接ぶつけてみたんだ。
否定するかな、と思ったら
意外や意外、その方は否定しなかった。

そこには現世利益の問題や自力他力の問題など
いろいろある。
輪廻とか、業には矛盾があるんだ。

ここで詳しい解説はしないけれど
あくまでも馬太郎の意見として

この世こそが、極楽でもあり地獄でもある
ありえる。
そうするかどうするかはその人次第。
極楽にしようと思えばそうなるし
地獄にしようと思えばそうなるだろう。
こればっかりは、死と同じで
平等に与えられたものだ。

ただ、ひとりではなかなかおぼつかないから
慈愛が必要なんだと思うし、
そこに信仰や宗教というものもあるんだろう。
それは人間を超越するものの存在を意識する
それが人間の営みのなかにいきづいていく。

人間だけで解決できないものがある。
それを人間だけで解決できると考えるところに
無理や驕りが生まれる。

わたしたちのなかには
仏さんのようなものを内に秘めている。
内に包まれているかな、かな？
そういうものを意識して
生きることが
迷いに道を誤らない方策なのだと思う。

ま、宗教云々を持ち出さなくても
日本人にはDNAにちゃんと組み込まれているよ。

ともかく、所詮は自分自身のことです。
あの世とか来世なんてあてにならないものに
期待しないで、今現在を大切に生きることが
合理的なのだと、思う。

損得で考えるのであれば、
その方が断然、お得だよ～ん