あかんたれブルース

継続はチカラかな

モテキのキ



モテキ』という漫画及び、ドラマ、映画が
ありましたね。一回だけ深夜ドラマを観ました。

モテキとはモテ期ということだそうですが

恋愛のラブラブ期間は2年から4年だそうです。
ラブラブのホルモン分泌の影響みたいですね。

易経でいえば下経最初の「咸」にあたります。
これが蜜月期間というやつだ。

それを過ぎれば、ホルモン分泌が収まり
冷静さを取り戻し・・・ここはどこ私は誰?
・・・誰?この人?
わあっ、汚ったねえオヤジ!

となるわけだ。じゃんじゃん

ところが、日本国民すべてが芸能人じゃないから
そうそう3~4年で離婚はしません。
易経でも「咸」の次に「恆」を用意してある。

これは「恒」ですね。恒常、恒久という
この時期に
慣れや飽きから不協和音が生じてくるのだ。
相手の欠点を発見しそれが鼻につく
場合もあるだろう。

しかしさ、私たちは獣じゃないわけで
本能ばかりに支配されてるわけじゃない。
こういった日常のなかで愛を育んでいける人もいる。
いるにはいるが、
まあ先細りはしていくんでしょうね。

親しきなかにも礼儀あり、で
寝るのにわざわざ屁こいて寝ますなんて
聞いてもいないのに自己申告してる人
要注意です。

ただ、一度醒めちまったものを
様々なしがらみから
残りの人生を賭けるというのも
なんかつらいものですよね。

そこで易経ではその解決策として
次に「遯」を用意しているから恐れ入谷の鬼子母神

逃げろといってる(汗)

ま、別に家出とか蒸発とか失踪じゃないよ。
気をそらせる別な場を持てということ。
男性だったら馴染みの居酒屋とかゴルフとか
女性だったら子育てとかパートとか
人それぞれだ。

これでのりきれれば危機は回避できて
次なる「大壮」という大収穫祭を迎えられる。
というけれど

なんか味気ないな・・・

ま、先々に「姤」(女ヘンに后)という
デンジャラスな魔性との遭遇がひかえて
いますけどね(汗)。

しかしなあ二、三年で
飽きちゃう、飽きられちゃうっていうのも
なんか虚しいよなあ

なんかいい手はないものか
教えて!易経仙人様

「はい」
「おっ、話が速いねえ」
「30分5000円ね」
「えっ、カネ取るの。じゃいいよ」
「はい5000円。領収書いる?」
「って、まだなにも聞いてないよ」
「カウントされてるし、決まりですから」
「しょうがねえなあ。じゃあ30分だけ」
「ラブラブ継続の秘術じゃな」
「なんか手っ取り早い手頃なやつないの?」
「ない」
「ないって、そんな無責任な」
「だいたいラブラブモードで四年以上過ごせば」
「過ごせば?」
「死ぬ」
「ええっ、死んじゃうのお」
「死にます」
「でも世の中には仲のいい夫婦だっているよ」
「あれは循環させてるから。
 愛欲垂れ流しじゃない、の」
「循環させればいいの?」
「でもそれは手っ取り早くでもないし
 お手頃じゃないぞよ」
「そうそう そういう抽象的なんじゃなくてさ」
「コスプレ」
「なんか急に低俗だなあ」
「愛は育むものじゃからな」
「でも女房と畳は新しいほうがっていいますよ」
「それも二、三年で飽きる」
壇蜜でも?」
「飽きます」
「俺は飽きないと思うけどな」
「飽きます」
「飽きません!」
「じゃ、死にます」
「死んでも本望だねえ」
「じゃあいいじゃん。永遠の愛だろ」
「ま、そりゃそうだけどさ」
「ラブラブの「咸」と「恒」を
 ごっちゃにするからいけなんじゃ」
「違いますか」
「はい。10000円」
「えっ、もう30分過ぎたの?」
「領収書いる?」
「結構です」