あかんたれブルース

継続はチカラかな

ホワイトアスパラの確定申告



ただいまあ(疲)

終わったよ、確定申告。
一回で終わった。
二月中には決着つけるといったように
どうだ。偉いだろう。
しかし今日で二月も終わり焦ったぜ(汗)
それもこれもかおりくんとりんちゃんの
脅迫のおかげだ。

うり坊がお化粧して
きれいな服着て行くなんて
ガセネタを撒き散らすから
化粧していったら税務署の玄関口で
警備員にしつこく迫られて参ったよ(汗)。

りんちゃんが計算間違うから人次第
要注意なんて脅すから
担当職員に百マス計算を提示してチェック
してたのですっかり時間を要したじゃないか。

ミストラル嬢がいうイーTAXに並んでたら
今日は天気がよくて暖かかったので
眠気が襲ってきて
何度か倒れそうなった。

おっと危ない

「大丈夫ですか?」

「これは失礼致しました」

「だいぶお疲れのようのようですね」

おっ、年の頃なら三十二、三
ちょっと壇蜜似の小股の切れ上がった団地妻。
「はじめてなもので不安です」

「だれでも初めてのときは緊張しますよ」

「そういうあなたは」

「わたしは十九のときでした」

「そのときはいかがでした」

「もうなにがなんだか」

「それはそれは」

「青ですか?それと白?」

「一応勝負なので赤を穿いてきました」

「まあ気合が入っていますのね」

「無論、中身も充実しています」

「ホワイトアスパラのカクテイシンコク」

「ホワイト・・・なぜそれを?
 ・・・お前は、誰だ!」

「ふふふ、わたしがわからんか馬太郎」

「その声は・・・青梅満子いやお下劣仮面!」

「あるときは場末の酒場の酔いどれ女
 またあるときは道の真ん中で泣いてる女
 そしてまたあるときは川崎の砂かけ婆
 ときどきIT企業のお局さまで
 週末は公団住宅の団地妻
 彼岸前後二週間は戦争未亡人
 しかし、その正体は鳥か飛行機か
 オーメーMANコー!」

「足立の税務署でこの忙しいときに
 迷惑なやつだ。いったいなんなんだ!」

「わたしの脇の下を見よ」

「手入れしろよ。タワシじゃないか」

「ここに肉まんをはさんでえ」

「えええっ(汗)」

「ハグハグハグ」

「なにすんの?」

「はいダーリンお弁当忘れたでしょ」

「ありがとう。
 できればあんマンがよかったな。
 こしあんね」

喝!

「か、かおりくん 
 な、なんでここに?」

「あんこは粒あんじゃあ」



粒あんねえ・・・