あかんたれブルース

継続はチカラかな

びいびりばぶりゅぶーう

許さざる社会(2)


学ぶということは
本来は楽しいものだった。(過去形)
人間の不安が安心にかわる
わからないことがわかるということは
わからない不安から解放されることで
うきうきしてくる。

と、っつころが
いつしか学ぶことが権利取りの手段になった。
学歴が資格になってしまった。
そのために我慢しなさいとなった。

知識とは本来幅広いもので
ここまで知れば十分というものではない。
しかしそんなことをやってる場合じゃない。
必要最小限の知識でさえも
覚えるには相当の労力と忍耐が必要だから
効率よくそれを
優先的に習得しないといけない。

勝ったり負けたりのジャンケンではなく
常に効率よく勝たなければならない
勝たなくても取り合えずアイコにして
最終的には勝ち続けないといけない。

そこで「後だしジャンケン」を駆使する。

ズルじゃない。
と、これが合理的だと胸を張る。

「フェアじゃないじゃないか」

「そうはいっても」という
本音のような言い訳がもれている。
すかしっ屁のようにそれは臭い。
臭いけれどみんな納得している。
だれもが心当たりがあるからだ。

後だしジャンケン
間抜けにルールを守るものたちがいるから
効果があるけれど
みんなが後だしジャンケンしだすと
効果はまったくない
どころかなかなかジャンケンさえ
はじまらない。
疑心暗鬼、不信だけが蔓延する。

停滞していく社会
経済も産業も
すべてが

「はやく言えよ」

「そっちこそ」

「そっちが先だ」

「愛しているといいなさい」

「いうから先にいえよ」

「いえ、そっちが先よ」

「よし、じゃあ1,2,3で一緒に言おう」

「いいわ」

「1」

「2」

「3・・・」









「はやく言えよ」

「そっちこそ」

「そっちが先だ」

「愛しているといいなさい」

「いうから先にいえよ」

「いえ、そっちが先よ」

「よし、じゃあ1,2,3で一緒に言おう」

「いいわ」

「1」

「2」

「3」






「はやく言えよ」

「そっちこそ」

「そっちが先だ」

「愛しているといいなさい」

「いうから先にいえよ」

「いえ、そっちが先よ」

「よし、じゃあ1,2,3で一緒に言おう」

「いいわ」

「1」

「2」

「3」








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びびりばぶりゅぶーう