あかんたれブルース

継続はチカラかな

情交の捉えどころ



先週の都議会選挙の結果から
民主党の没落はともかく、維新の会の惨敗は
やはり橋下発言が大きく影響して
いるんでしょうねえ。

ここでは、従軍慰安婦問題はいいけれど
なんでわざわざ沖縄米軍基地まで行って
風俗活用法を伝授せねばならんのか?
を問題にし、苦言を呈してきました。

橋下さんの勇み足はそれはそれとして
それを批判する他党他議員は汚いと思う。

それを踏まえておいてから
本日の一石は、一席かな?

橋下さんのアメリカ人に風俗活用法が
いまひとつ的をえていなかったの小話です。

以前、ロシア人は侵略すると
そこで根を下ろすという国民性の話をしました。
現地で所帯をもつのだ。
相手が白人でなくてもかまわない。
それでユーラシア大陸を東征してきたのだ。
シベリア鉄道よりもはやく。

ナガサキマリッジって言葉がある。

幕末から明治にかけて日本(長崎)に入港した
アメリカ人は、現地妻を娶る慣習があって
それを「ナガサキマリッジ」といったそうです。

むろん、娼婦館も利用したでしょう。
そういうのは士官以上のものとかだったのかも
しれませんが、まあアメリカ人の特徴のひとつ。

これは終戦後から朝鮮戦争のときも
顕著にあって、
ナガサキマリッジ」は「オンリーさん」
といわれました。

アメリカ人は淋しがり屋です。
異国の地で、擬似家庭を持ちたがるのですね。
だから彼らのセックスは単なる性欲発散ではなく
そこに心の癒しを求めているのだ。

そういうふうに書くとなんか
とても繊細でナイーブなようですが
いつも心に故郷があるので
結局、現地妻と帰国(故郷)の選択となったら
断然、後者のカントリーを選ぶ場合が多い。

おバカなロシア人とどっちが情が深いか?
なんか比較するのが難しい。

だから、橋下さんの風俗云々もわかるけれど
そこは「ファイトー!一発」の体育会系のノリで
コンパの帰りに風俗でスッキリみたいなものでもなく
また、それをそのまま公で正論モドキに言えば
実も蓋もなくなるんじゃないでしょうかねえ。

テニスとかボーリングとかバーベキューで
発散させているという言い訳を
バカにしてましたが
=じゃあ風俗で、という発想にも
思慮が足らない気がします。

ただ、発散、射精すればいい
ってもんじゃない。
それはどこの国の男子でも
そうなんじゃないかな。