あかんたれブルース

継続はチカラかな

父を訪ねて三千円



昨日、夕飯時 NHKのニュース
最高裁大法廷で「婚外子民法の相続差別は「違憲
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130904-00000065-mai-soci

という判決を満場一致(14人)で下したそうです。

婚外子」とは正妻の子ではないってことですね。

現行では婚外子の場合
嫡出である子の相続分の半分なんだそうです。

わたしは最初このニュースを聞いて
そりゃそうだろうなあと思ったのですが・・・
この裁判を争っていた負け組み側のコメントで
考えてしまった。
つまり、介護や墓をみるということ。

婚外子だけでなく、嫡出子であっても
誰が親のめんどうをみるのか、介護するのか
墓をみるのか、これは大きい問題です。
それを抜きに、差別と平等を・・・いいだすと
不平等不公平が起きるのではないか?
と一転心配になりました。

つまり、正直者がバカをみる的
風潮をますます助長させるのではないかなあ。
墓をみるって結構大変なんですよ。

やらないってわけじゃなくて
半分は貰えるわけだからそれはそれで
いいんじゃないかと言ったりすると
怒られそうで何ですが
そうそう法でバッサリいける問題かどうか

まあ相続される額にもよるし
個々の状況にもよるんでしょうけれどね。

子孫に美田を残すな なのか
欲情を慎め なのか
避妊しろ なのか
遺言状を書いておけ なのか
もっときめ細かい法を、なのか
よくわからないニュースでした。

勝訴してた側の支援団体が
なんであんなに歓んでいたのもわからなかったし
婚外子としてコメントを求められた
落合恵子の差別の恐さと理不尽とは違う次元の話
に思えるんですけどねえ。

余計に火に油を注ぐような・・・