あかんたれブルース

継続はチカラかな

朝日新聞はタコか

屠られる羊たち(3)


マスコミ批判があるなかで、特に
朝日新聞の報道姿勢に対する
不信感は大きいですよね。

これも呪いだ。

朝日は戦前戦中の報道姿勢に対して
後ろめたさが、あった。
本来終戦時にはそれなりの反省や責任表明その実行
があるべきだったのですが、

新聞の毎日発行しないといけない宿命。
社主村山騒動の混乱。
GHQ対応などなどで曖昧にしてしまった。

それがよけいに後ろめたさを拡大させた
ことからリベラルを声を大にして叫ばないと
ならなくなった。
また、時代性もあって
そのほうが売れると踏んだ商売根性もあった。

いまでこそ朝日新聞に対する不信感は高いですが
わたしらが若い頃は、知的な人は朝日でした。
東京スポーツなんて読んでるわたしなんか
軽蔑の眼差しですよ(涙)。

ま、とにかく
早い話が引っ込みがつかなくなったんだな。
子供みたいな話ですが、これが真相ですよ。
と同時に、自身の正当性の免罪符に摩り替えた。
糾弾される側から糾弾する側に立場をかえることが
もっとも効率的な選択だったのでしょう。
ズルイやりかたですけどね。
ただ、これは呪縛といってもいい。
よく、嘘を誤魔化すためにまた嘘をついていく
というのがありますが
戦後70年近くなって、様々な矛盾が露出してきた。

たとえば、差別や偏見は中立性が必須条件の
マスコミにとっての絶対ダメな掟
にも関わらず

それに反するもっとも象徴的な事例が
安倍さんに対する批判姿勢を
(朝日は安倍というといたずらに叩くけど)
いいところはきちんと認めるような報道は
できないものなのかとの質問に対し、

朝日新聞主筆若宮啓文はきっぱりと
「できません」

何故ですか?

「社是だからです」

社是って・・・(汗)
もうこれって呪いだよね。
なぜ、朝日新聞社はここまで安倍首相を呪うのか。
早い話が安倍さんの祖父が岸信介だからだ。
でなければ、差別と偏見でしかない。

子会社の週刊朝日の橋下さんに対する
被差別部落出身者という報道姿勢も問題になった。
あれなどは典型的ですが
子会社の雑誌ということで、切り捨てるのかな?

権力に対する批判であればなんでも許される。
正義のためだから多少捏造してもかまわない
これは恐い錯覚だ。
早い話がポピュリズムでしかないわけで
結局はマスコミ自身の信頼性を失墜させてしまう。
信用されなくなってしまったらお仕舞いです。

世論の動向にもよりますが
社民党がああまで護憲にこだわるように
少数派を取り込むという選択肢もあるでしょうが
はたして大朝日新聞がそれで生き残れるものなのか?
十年後二十年後どうなっていますかねえ。

これ、呪縛ってやつです。
因果応報自業自得
別にオカルトでもなんでもない。現実の話。

タコが自分で自分の足を食ってるってやつ