あかんたれブルース

継続はチカラかな

呪いの暴力教室

あまちゃんありがとう

『あまちゃん』が終わりましたねえ。 ラストは、アキちゃんとユイちゃんが二人で トンネルを往くシーンでした。 それを観ながら ああ、やっぱりクドカンは呪縛を解くことに 心を砕いていたんだなあとしみじみと味わいました。 あのトンネルは3.11で北三陸鉄…

あまちゃんフィナーレに思う

屠られる羊たち(10) 明日の『あまちゃん』最終回を前に トリックスターさんと馬太郎の間で 熱く盛り上がっています。 そう、このドラマは恨みや呪い、呪縛の封印を解く そういうフィクションだった。 十字架や聖水やニンニクのかわりに パロディーやギャグ…

一葉の恋と桃の天然水

屠られる羊たち(9) 東大赤門のはす向かいの細い路地の先に お寺さんがあって、ここの桜とハナミズキに ふらふらと誘われたのはもう6年の前のこと そこはね、樋口一葉のゆかりの地でもあった。 樋口一葉ねえ・・・『にごりえ』『たけくらべ』 読んだことは…

潰れないお父ちゃんの金のタマ2つ

屠られる羊たち(8) ふと、さ・・半沢直樹の倍返しに なんで危惧を憶えるのか、考えてみたら ああ、なんだそうかと答えはすぐに出てしまった。 要は、あれは広能昌三なんだと。 広能昌三とは『仁義なき戦い』の主人公で とんでもない親分の 山守義雄(モデ…

私たちの意外な欲求

屠られる羊たち(7) ドラマ『半沢直樹』でその活躍から 次長から副部長は決定。いや二階級特進で なんて期待をよそに、子会社に左遷という顛末に 動揺をかくせない方々は多かったと思います。 けれども、あれは絶対の法則としての お約束なんですね。 そし…

怨霊半沢直樹の伏線

屠られる羊たち(6) 超人気ドラマ『半沢直樹』の最終回(だけ) 観てしまった(汗) これまで気にはなっていたのですが テレビドラマを、しかも途中から観ることに 抵抗があって、ずーっとスルーしてきたのですが 昼間にTBSの番宣でダイジェストを観てし…

怨霊の呪縛列島

屠られる羊たち(5) そんな日本史上もっとも恐ろしい凶暴な呪い 怨霊ってなんだと思う? 菅原道真? ぶっぶー 平将門? ぶっぶー お岩さん? ぶっぶー 答えは、崇徳天皇 といってもピンとこないでしょうが 昨年のNHK大河ドラマ『平清盛』を ご覧になって…

天皇批判の変な呪い

屠られる羊たち(4) 左翼系の人たちや陰謀論者のなかに 天皇批判から天皇制廃止 なかには平気で「殺せ!」なんていう人がいる。 天皇をマリーアントワネットみたいに フランス革命みたいに考えてるんでしょうかね。 こういうのをマルクス史観といって 革命…

朝日新聞はタコか

屠られる羊たち(3) マスコミ批判があるなかで、特に 朝日新聞の報道姿勢に対する 不信感は大きいですよね。 これも呪いだ。 朝日は戦前戦中の報道姿勢に対して 後ろめたさが、あった。 本来終戦時にはそれなりの反省や責任表明その実行 があるべきだったの…

呪いをバカにしちゃあ、いけないよ。

屠られる羊たち(2) 私たち現代の日本人は迂闊というか 傲慢、不遜になってしまったのか すっかり呪いの恐さを忘れてしまっているようです。 そういうのは貞子とかのホラー映画とか 本当にあった恐い話みたいな番組だけの話で、 一種の娯楽のアイテム化して…

黒いクラウンの伏線

文明の利器スマートフォンを手に入れた ルイちゃんは低所得者の休日に 懸賞アンケートでエンジョイしようと思いきや 天気が悪くて電波が入りづらい ここは高原いらっしゃい。 仕方がないのでお嬢と一緒にちょっと離れた ダイエーのショッピングモールにレッ…

屠られる羊たち

いかにして増税するか、悲しいかな これが日本の急務みたいです。 年金問題や社会福祉、赤字国債の借金などなど 海外に比べたら消費税は低いというけれど その海外とは税制自体が異なるので 消費税だけ、で比較しても意味ない。 日本国民はもうすでにガッポ…

地の果ての無情

ここは地の果てアルジェリア どうせカスバの夜に咲く http://www.youtube.com/watch?v=k3WOA4E4_r0&feature=player_detailpage 昭和30年 カスバの女という曲がヒットした。 はたしてこの唄を口ずさんだ日本人の何割ほどが アルジェリアの場所を理解していた…

それじゃあ行き詰るよ

ちょっとした揉め事というか厄介を抱えてしまった。 直接わたしじゃないんだけど AさんとBさんの関係というか意見の対立です。 わたしはAさんの言い分もBさんの言い分もわかる。 わたしも含めて、AさんもBさんも 最終目的は一緒です。 わたしはだった…

ひ弱でツメの甘い人

がんばれクロちゃん(新シリーズとして(1)) ここ数日、あほ寮が慌しい。 せっかく近現代史から熱く語ろうと志を新たにしたのに 在家出家のあほ寮生が問題ばかり起こします。 うち警察沙汰が三件! そのうちの一件が、例のクロちゃんだ(汗) 職場でイジメ…

作られた欲望

魔と呪(13) クロちゃんが欲しかったクラウン。 ほんとに、どこまで、それが欲しかったんだろう? とっても欲しかったのかな? 多様化の時代という。 でもほんとうに多様化しているんだろうか。 どっちかていうとパターン化、画一化じゃないのかな。 クロち…

クロちゃんへの伝言

魔と呪(12) うり坊から「クルマをローンで買うな!」という クロちゃんへの伝言。 きびしいようですが、これはある種の 私達世代の一般常識でした。 うり坊からこういう言葉が出ると、ひとまわり違うのに あいつは古風な人間なのだなあ、と昆布茶をすする…

新・クロちゃん早く逃げて!

魔と呪(11) クロちゃんが相当参っているようで ルイちゃんの店に顔面蒼白でやってくるとか 「今度都合のあうときにまた俺から話してみようか」 それが先週の夕方でした。 打ち合わせを終えて地元の駅まで戻って きっかり3時にファレスに入ってスタンバイ…

自己呪縛の無限地獄

魔と呪(10) 呪術とか祈祷とかいうとオカルト的で引くかもしれませんが 歴史をふりかえってみて、そういうものが信奉されていた のは紛れもない事実でありまして、 それを一概に非科学的とは斬り捨てられない のでないかとわたしは考えます。 言葉とか、そ…

魔性の女と破壊する女

魔と呪(9)クロちゃん早く逃げて!(その3) 魔性の女というのがある。 わたしも何人が知っていまうが(汗) 魔性の男っていうのはあまり聞かない。 男の場合は魔人とか魔王とかです、ハクション大魔王(参考) 魔性の女は男をダメにする。 その色香で男は…

さびしさの呪縛

魔と呪(8) 耳もとで お前が泣いている 抱きしめることも約束することもできない 言葉は無力と化し 沈黙のなかでお前の嘆きを聞いている さびしさもまた呪いだ 本来、人間はみなさびしいものだ けれども、過去に深い痛手を負ったものたちは さびしさに呪縛…

続・クロちゃん早く逃げて!

魔と呪(7) クロちゃんの問題は 脇の甘さにもあると思う。臭いじゃない腋臭じゃないよ(汗) 天然なぶん、うすらぽかんとしているから 憑かれやすいんだな。 この間も人妻に憑かれたようです。 人妻といっても二十三歳! ただ三人の子持ちとか(汗) わたし…

クロちゃん早く逃げて!

魔と呪(6) 先日、ルイちゃんが久々に居酒屋勤務に入ったところ 料理長とパートのチーフとおばちゃん(パート)の 三人でクロちゃんの悪口で盛り上がっていたそうです。 シャレで笑いのあるだったらいいのですが マジになって白真剣だったので 嫌になったそ…

チクワはパス、ちくわぶと乳首にして!

魔と呪(5) 器について、本日はうり坊がいった「質」の段です。 器は陶器みたいなものですから その素材というか土、粘土の質があるとします。 ただし、その素材は柔らかく流動的で 内部で化学反応を起こしているので その質も変化する。 この器の内部に共…

ガガ「お盆のこの道」

魔と呪(4) 多少イタリア人とポルドガル人の血が入っていますが クリスチャンではなく実家は真宗の門徒で お墓は浄土宗の寺に、父親の納骨式には真言宗の坊主を 呼んでしまったグローバルな馬太郎です。 みょうな前説は「神」について ちょっと語りたかった…

「器」のじゅげむは貧乏徳利

魔と呪(3) JJ.からの強い要望で 「器」というものが決して先天的なもの ではないこと つまり宿命的なものではないことを はっきりさせてほしいとありました。 もとより、器は磨いていく鍛えていくもの ですから、器の大小は後天的なものであります。 いや…

徳利のようなもの

魔と呪(2) 私達、特に男子は「器」というものを意識するものです。 英語でいえばキャパシティーってものでしょうか その器の大小、つまり大きさを問題にする。 許容範囲というのでしょうかね。 包容力とも解せらば女性も身をのりだすでしょうか。 懐とすれ…

隠れ宿天城越え

考える葦たち(アホ寮学級-2) それは野田聖子のエゴなのか? 賛否がわかれるなかで ルイちゃんの「わたしはそんなに割り切れないよ」 という魂の叫びだ。 彼女の体験談からのその言葉には説得力がある。 テイヘンを行く。 http://www.digbook.jp/product_in…

野田聖子の出産から考えさせられたこと

考える葦たち(アホ寮学級-1) 昨夜はJ教授と国家戦略論について意見交換をしました。 非常に哲学的でその深層を理解できないものには 下ネタ芸人のネタ合わせと憤慨されるやもしれませんが いやそうじゃない。 ここに集うアホ寮生及び入居予定者、順番待ち…

少年よ、なぜ泣く?

餓鬼道三丁目(1) 昨日の夕方、四時半ごろです。 図書館に本を返しに行く途中 公園の遊歩道を歩いていると泣き声が聞こえた。 歩道の左側に敷かれた芝生のグランドの植え込みから 小学四、五年生ぐらいの男の子が泣きながら歩いてくる。 そりゃあもう派手な…