あかんたれブルース

継続はチカラかな

虫の話

チェブラーシカと一緒に(3)


夜泣き疳の虫、癇の虫癪の虫、
泣き虫、いじけ虫・・・
虫が好かない、虫唾が走る、虫の居所が悪い
腹の虫がおさまらない、虫の知らせなどなど

日本人は感情を体内にいる虫が支配してると
考えていました。

なにかで読んだのですが
昔の人は回虫を目撃して、さてはお前が犯人か
と考えたみたいです。
サナダムシとかみて腰を抜かしたのかもしれない。

幼児がむずがるのとはなにやら関係ありそうですし
虫下しとか「宇津救命丸」とか「ひやきおうがん」
とかある。
原因は昼間の刺激やストレスみたいですね。

でも大人になってもこの虫は悪さをする。

この虫信仰は中国の道教にも影響されてるのかも
三尸(さんし)、三虫というのがいると考えられていた。
これには上・中・下と格付けがあって
上尸の虫は道士の姿
中尸の虫は獣の姿
下尸の虫は牛の頭に人の足の姿をしているそうです。

この三匹は人間が生まれたときから体内にいて
60日に一回めぐってくる
干支の庚申の日に、その人が眠ってる隙に
ケツから飛び出て天帝にあなたの罪悪をチクリ
あなたの命を縮めさせるんだとか。
だからこの晩は眠らない庚申待ちという儀式
が流行った。とかね(笑)
でもきゃつらはスパイだから
悪さをする下手人じゃあ、ない。

日本人が考えた虫の正体ってなんだろうねえ・・・

自我ってやつかな。

我の強さがそうさせている。
無我をもとめるのはそのためでしょうかね。
まあスローガンとしてはいいでしょうが
自我をなくして無我の境地に到達した人なんて
そうそういません。竹脇無我みたいに自己申告ぐらい。

感情を刺激するみたいですね。
喜怒哀楽というやつを。
なんか神経を刺激するみたいだ。
ああ、虫歯ってそういうところからきてるんだ!

チェブラーシカ、君のケツからも
にょろにょろ出てるぞ
ひっぱりだしてあげる、こら大人しくして

ぷちっ

あっ、途中でちぎれちゃったよ・・・まったく