あかんたれブルース

継続はチカラかな

神話と迷信の狂乱



ここでは
二年前から教育改革について熱く語っています。
これがすべての問題にツボだと思った。
そして、この流れが加速度を増して動き出すと
予測したからです。

大学入試制度は変わる。
変わらないと日本はダメになる。
でもなかなかそれを認めない人が多い。
その抵抗勢力の核がなんと保護者だってことが
なんとも悩ましい限りでした。

ところが、というか案の定というか
安倍内閣になって四四四制施行が決定となった。
あっという間のことでした。

そして、
国公立大入試:2次の学力試験廃止
http://mainichi.jp/feature/exam/news/20131011k0000m040148000c.html

ときたもんね。
どう、まだ信じない?
そのうち一次のセンター試験もなくなるよ。
信じない?
ま、そうなってから確認してくれ。
高大接続テストというアイデアも提示されています。

そうなる方向で進んでいるんだ。
だから、保護者はそういったことを考えて
子供の教育を考えていかないと
後々泣きをみるハメにおちいるぞ。子供がね。
親のセンスが試されるときでもある。

十年後、現在の職種の5割がなくなると記しましたが
先日の報告書にでは70%以上に上がってた(汗)

話は変わりますが
先日、生活保護受給者を取材する番組で
その家計簿が紹介されていました。
メニエール病で働けず家事もおぼつかない
シングルマザーで四人の子供を育てている。
月22万の生活保護
しかし、上の二人が大学生で
この教育費の負担が大きい。
さらに来年から三番目の娘が専門学校に通いたい。

・・・なんか腑に落ちない。

わたしの知り合いで四人育てたシングルマザーがいる。
上の二人は中卒。下の二人は夜間高校だった。
彼女は生活保護受けていない。

大学出ないと・・・という
気持ちはわかるけれど、なんか釈然としない。
また、大学出ないとダメという社会環境、風潮
そういう常識も納得できない。
本当にそうなのか?

もうひとつ、これは私見ですが
苦労したからってしっかりした人間に育つ、は嘘。
本人次第です。


経済格差と学力が関係しているという
そういう番組で紹介されていた生活保護を受ける
家の中学生の高校受験の模様を紹介していました。
塾に通えないので福祉施設でのボランティア授業を
受けている。健気なものだ
しかし、その内容は九九をやってるじゃないか!
高校受験するのに九九ができない!
つまり割り算もできないし分数なんて・・・

それで高校を受けたいというのも・・・
しかし学校、教師は、何してきたんだろう。
格差を作ったのは教育者じゃないか!
塾にいかなくても九九ぐらいできるだろうが。

偏差値なんてなんの武器にもならない。
学歴神話なんてとうに崩壊しているのに
企業ももうそんな学生を必要としていないのに
その迷信を信奉しているのが他ならぬ保護者だなんて
そしてナケナシノの金で塾に通わされている。
そのためにパートいって、副業、バイトして
ヘトヘトでギクシャクして一緒に食卓を囲めない。
体調を崩してしまう。
そういうことに福祉予算が使われていたら
税金がいくらあっても足りないよ。

自分で自分たちの首を絞めているのって
こういうことなんじゃないのか?

子供をもつ親御さん
まだ小学生だったら、中学生だったら
ギリギリ高校生でも考えたほうがいいよ。
いや考えるべきだ。

本当に自分の子供のことを考えてる?