あかんたれブルース

継続はチカラかな

究極の選択の時代に突入

ガダラの豚足(3)

前回の年表に追加して

1952年(統合失調症)精神病に対する薬物療法が開始。
1957年うつ病薬物療法がスタート。
1971年国際条約で向精神薬乱用の危険性が公布される。
2003年アメリカ精神医学会の副会長は
   精神保健システムが細分化される理由について、
  「生き残るために、私たち(精神科医)は金のあるところに行かねばならない」
   と証言している。
2007年日本にてリタリンの不適切処方問題が表面化。
   うつ病リタリンの適応症から外される。
   翌年に流通規制制度を設ける。
2009年頃より、大手製薬会社は精神疾患の治療薬開発から撤退し始める。
2011年の欧州神経精神薬理学会会長は
精神薬理学の暗黒の日々である」と述べた。

同年6月、薬物政策国際委員会は、薬物戦争に関する批判的な報告書を公表。
「世界規模の薬物との戦争は、世界中の人々と社会に対して
 悲惨な結果をもたらし失敗に終わった。国連麻薬に関する単一条約が始動し、
 数年後にはニクソン大統領が米国政府による薬物との戦争を開始したが、
 50年が経ち、国家および国際的な薬物規制政策における
 抜本的な改革が早急に必要である」と宣言した。


こういうことです。
向精神薬薬物療法
「悲惨な結果をもたらし失敗に終わった」

事実上の敗北宣言だ。

にも関わらず、日本は世界有数の、いや
突出した薬消費大国でもある。
これ、不味いんじゃないの・・・どう考えても。

次のターゲットは子供だそうです。
マーケティング理論からすれば、当然でしょう。
彼らが生き残るには金があるとこに・・・
だそうですから(汗)。

しかし、もっと恐いのは
向精神薬だけじゃない。抗生物質に防腐剤
農薬に化学肥料などなどありとあらゆるものに
薬がまぶされている。
この壁はあまりにも大きくてお手上げ
「そんなこといってたら何も食べられない!」

と、まあ癇癪を起こさずに、冷静に考えてみましょうよ。

なんでいまの食パンはカビないんだ?
アトピーをはじめアレルギー症状が拡大したのか?
なんで精神疾患者が急増したのか?
原因はいろいろあるでしょうが、そのひとつに
薬と食い物に原因がある、と考えるのは
オカルトでも陰謀説でもなく
ごく自然の流れなんじゃないのかなあ・・・
生活(環境)障害と考えるのはそんなところからです。

これじゃあ家畜じゃないか。

TPP大いに結構。
食の安全性の付加価値が高まる。
問題の本質を突きつけられるわけです。
(安さ)お金か、(安全)命かの
究極の選択です。
資本主義世界において、○○しなさいなんて
理屈は通用しません。
需要と供給の問題であって、生産しても
売れなければ話にならないのだ。
それこそが競争原理なんだ。
ここが勝負の分れ目です。

どこまで被害が及んで、動くか
恐怖の我慢比べのはじまりです。