スピノザの笑う豚饅（6）
飲食店業界でアルバイトのいたずら写真が
フェイス ブックなどに投稿され炎上。
抗議が殺到し閉店・廃業に追い込まれているとか。
食の安全か・・・
こんなことをいうとお叱りを受けそうですが
わたしは別にそう大した問題じゃないのになあ
と思ってる一人です。
そりゃねえ、それで英雄気取りの若バカ者は
セコイ自己主張とは思いますよ。
また、フェイス・ブックとかネット社会の
陳腐なコミュニケーションツールのあり方にも
問題はあるとは思う。ただ、話の次元が違う。
食の安全ってことで問題提議する主旨の情報は
ネットにたくさんある。You Tubeにアルバイトの
内部告発みたいにコンビニ弁当の製造現場の
状況が語られていました。
塩素漬けプールの野菜の話は頭が痛かったですが、
床に落ちた食材（フライとか）をそのまま
拾って弁当に入れた。
については、そうあんまり、別に。
なんかさ、安全、清潔、衛生管理というけれど
優先順位が違うような気がする。
それより、ああた
外食産業の厨房の汚さ不衛生さって知ってるか？
無論、保健所とかのチェックは入るよ。
でも日程が決まってるから、その時だけ。
まったく形式化して形骸化してる。
規制とかじゃダメなんだな。
もうこれは「気持ち」というか「精神」の問題。
また、外食産業だけじゃなく企業側の経営姿勢で
人件費コストの削減での利益追求から生まれる
弊害でもある。
雇う側と雇われてる側の双方、みーんなの。
知らぬは客だけ。
そのくせ、なにか問題が起きると大騒ぎだ。
「こんなことあってはならないのです！」
とまたでたおばさん、あんた誰？
むちゃくちゃ潔癖症に豹変する民衆心理。
わたしの世代の古い感覚なのか
わたしの育った環境に問題があるのか
落ちたものでも拾って食べるけどね。
人が見てなかったら。
まあ、モノにもよりますけどね。
アイスとか濡れてるものベタベタしたものは
無理でしょうが、そうでもないものって
あるわけじゃない。
焼き鳥だったらタレは不味いけど
塩だったらなんとかセーフとか。
去年だったかなあ、大阪の給食が余ったんを
職員が食べてたといって問題になった。
別にいいんじゃないの。そういう役得があっても。
第一、原則論ママで廃棄処分なんて
もったいないじゃないか。
そういう、もったいないという思想との
綱引きがあるわけです。
そういうのをあんまり厳格に規制すればするほど
こういった偽装やインチキが横行するんじゃ
ないのかな。
いつだったか、二、三年前に
北海道でもの凄い量の牛乳が廃棄処分されたと
いうニュースがあった。
ニュースになるぐらいだから、凄い量なんでしょう。
このブログでも「もったいない」とかいうネタに
使った記憶があるですが
そのときは過剰生産ダブついたからと思った。
また、そういう報道だったような・・・
だったら加工食品の原材料にでもすればと
思った。ちょうどチーズとか値上がりしてたから。
今、思えば、恐い話で、出荷できなかったんだね。
つまり、そのとき多くの牛が病気になって
なんかの薬を注射したんでしょう。
むしろそっちのほうが恐いと思うよ。
とにもかくにもクスリ漬けなのだ。
私たちは安全とか食品衛生の基準の
優先順位を見直さないといけないんじゃない。
「ヘボ将棋、王より飛車を可愛がる」なんていう。
人間は前頭葉がぶっ壊れると、物事の優先順位が
つけられなくなるそうです。
本末転倒というやつ。いますよねそういう人。
原則論だけに固執したり
とにかく規制でガンジガラメにしたら上手くいく
みたいな発想の有識者や施政者たち
人間ってものは、もっとセコくて狡賢い
生き物ですからねえ
そんなんじゃザルだよ、ザル。
添加物や防腐剤の先にある問題
それと、遺伝子組み換えの本当の恐さは
それの健康被害だけじゃない。
地球の農地が枯渇していくという
もっとドでかい大問題だ。
これをよく、米国ならびに日本を含めた先進国は
しれーと見過ごしていけるものかと驚きます。
学者だって否定はできないはずだ。
なんかさあ、陰謀説の人たちは
こういった権力者たちが、もの凄い計画を立案し
緻密にそれを実行しているようにいうけれど
相当な間抜けだと思いますよ。
目先のことしか考えていない。
米国だってついこの間は債務不履行になって
下手したら国家倒産なんて騒がれてたわけだ。
あの国はあの国で内情は大変なのだ。
そういう陰謀を実行できる能力があれば
双子の赤字もサブプライム問題も
上手に解決できますって。
ましてや日本株式会社
いくら増税したって、こういう垂れ流しじゃあ
焼け石に水だよ。
コンプライアンス
企業倫理、企業理念・・・むなしくなるねえ
ここは一発、どっか大きな企業が炎上して
ブッ潰れて、つまりは見せしめみたいですが
そうでもしないと、喝は入らないんじゃないかな。
役員の減給じゃあねえ
そして、私たち国民も襟を正す。
さて、どこが地雷を踏んでくれるのか・・・
いおんかなみずほかなあかねぼうかなあ
それとも、
