あかんたれブルース

継続はチカラかな

アスペルガーは障害なのか?

インディゴ酢豚らんち(1)


長い伏線を配して外堀内掘りを埋めてきました。
今回の本題、本丸に着手します。

アスペルガー症候群
興味・コミュニケーションについて
特異性が認められる広汎性発達障害である。
発達障害という認識です。

わたしの周辺でこれが急増したのは
3、4年前から
それまで自閉症とか多動症とか聞いていましたが
アスペルガーという表現で一気に拡大した。

そこにひとつのある共通点があった。
アスペルガーの子の保護者の「実は私も」という
カミングアウトです。
アスペルガーは遺伝するのか?

アスペルガー症候群
その実体・原因からして解明されていない
この現象にこの素朴な疑問自体、意味のないこと
とは思うのだけれども、それを探ってみるのも
ひとつのヒントになるかなあと考えました。

発達障害の原因には
遺伝子異常、染色体異常、体内環境の異常、
周産期の異常、生まれた後の病気や環境など
あげられてはいるけれど、ほとんどの場合
その原因はわかってはいない。
ではないか、というだけの話なのだ。

もし仮に、この「障害」というものが
遺伝(先天性)であるとすれば
少子化といわれるなかで
なぜ現代にそれが急増したのか?
なぜ昭和40年代以前は
それが社会問題化しなかったのだろうか?
普通に考えれば、まずここで矛盾が生じてしまう。

と、同時に昭和50年代
つまり1970年代以降生まれの人に多く発生した
アトピーなどの(食物)アレルギー
また、生まれた時代とは別に、スギ花粉などは
世代を関係なく蔓延していきました。

ここでは、それを第二次世界大戦直後に
世界中の大問題となった食料危機から
化学肥料使用と農薬を活用した現代農法による
人間の栄養摂取に問題があるのではないかと
考えました。

それに並行して添加物、保存料なども
人間の体に変化を与え続けてきたのものだと。
このような薬害は
専門家の間では常識化した事実です。

また、1970年前後に社会問題となった公害は
私たちの生活環境に大きな悪影響を与え
さまざまな公害病を生んだことはよく知られています。

医療機関の認識の問題からは
予防接種の注射器の使いまわしや
血液製剤の誤った使用法などなど、
薬害問題も大きい。血友病というレアな患者
だけじゃなくC型肝炎は約200万人といわれている。
ふざけた話だと思いませんか。

また、環境ホルモンの問題も一時期騒がれた。

そして、うつ病の蔓延だ。
これも1899年に分裂病から枝分けれした
躁うつ病が1960年代に躁病とうつ病に分類され
現在はほとんど躁病や躁うつ病は聞かれず
猫も杓子の「うつ病」症候群だ。

と、思いきや躁うつ病双極性障害と名をかえている。
本家の分裂病統合失調症です。
この精神疾患の生涯発病率約0.85%
大雑把にみても1%。
対して、派生したうつ病(躁鬱含めて)は
グレーゾーンも入れれば国民の半数を超えている
のではないでしょうか?
7%とか15%という数字ではとてもなっとくできない。

ここにも、精神科医心療内科の問題
日本の保健医療制度の問題
私たち日本人の希にみる薬依存の現状
またさまざまな社会環境などが、
原因としてある。

うつ病と同じくここに
食べ物・薬物、医療姿勢、社会(自然)環境・・・
などの問題があるのではないか

そういった状況を踏まえて、
このアスペルガー症候群の急増、蔓延だ。
広汎性発達障害
「知的障害がない自閉症」とも
みられているようですが、はたしてこれ
「障害」なんだろうか?
これがふたつ目の疑問でした。

わたしはこれをうつ病同様に
「なまけ病」とか「わがまま病」なんて決め付ける
つもりは毛頭ない。
病気や障害とは別に、ひとつの社会現象と
考えてみたいのです。

こういった話題やテーマを持ち出すと
「もっと理解してほしい」いう意見
もしくは抗議を受けえます。
これはうつ病と同じで
わたし自身がその該当者か、もしくは
家族特に子供がそれでなくては語れないという
不文律のようなものがある。
まったくめんどくさい話だ。

実体が明確でないものをどのように理解するのか?

これがわたしの科学的、もしくは論理的な
見解であり、厳しい言い方になるかもしれませんが
その理解とは、支援なのか保護なのか
腫れ物にさわらないでくれということなのか
よく理解できない。
めんどくさいので、自分には関係ないからと
無視していてもいいのですが
事はそう簡単にはいかないのが現状だ。

理解していないのは医療関係の対応だけでなく
教育機関でもこの問題をもてあます大問題に
発展している。
東京都の教育委員会の対応がそのよい例です。
板橋区に大きな支援施設が開設されたようですが
はたしてそれが、支援になっているのかどうか
関係者でさえも疑問に感じるともらしている。

理解する。それは当然のことであり正論だ。
しかし、この言葉のニュアンスには
保護・支援から逆に「差別」を生むことにもなる。
つまり、正しい保護・支援になっていない
ケースが多いからです。
それも理解されていないからだ。
なんか禅問答のようですが、
アスペルガーの子を持つ親同士で
差別しだしている現状から、この行く先が
どのような社会弊害を生むかは、明らかです。
それは、絶対に避けなければならない。

現象には、必ず意味があるものです。
それはサインだ。
そういう観点から、考察していきたいと
思います。

では、怒涛の六連発
腹括って、覚悟してノンストップで、参る。