あかんたれブルース

継続はチカラかな

健気な平和の戦士たち

インディゴ酢豚らんち(6)


アスペルガーの前哨戦として
「オタク」という人種が生まれた。
彼らはかなりバカにされたものです。

しかしさ、技術大国日本が失墜したなかで
近頃のクールジャパンはなんだ。
アニメ、コミック、ゲーム、コスプレなどの
オタク文化がその中核にあるじゃないか。

鉄道オタクを私たちはバカにしてきました。
しかし、JR九州ななつ星フィーバーはなんだ。
日本の鉄道の文化が経済に結びついたわけであり
それを枯れさせないできたのがオタクの力じゃ
ないのかなあ。
つまり、クリエイティブ(生産性を伴う)文化だった
ってことだよね。

彼らこそ、インディゴ世代の魁だったんじゃないか?
とても繊細で、競争社会のガリガリした世界には
なじめない、平和で気弱でやさしい人種。
それを私たちは偏見と軽蔑で差別してきた。
ダメ人間として追い込んできたわけですよ。

古い固定観念で、こうなければならない
こうあるべきだと、スタイルを押し付けてきた。
なにか事件が起きるとやっぱりと結び付けてきた。
そうじゃない。そんなんじゃない。

「日本は資源の乏しい国です。しかし、
 人材という資源は豊富です」なんてよく聞く
御尤も、そうだと思う。しかし
その人材をはたしてうまく育てているのか?

自分達で拵えた定番の枠組みにこだわって
その脇外にあると排斥しようとする。
もしくは矯正して腑抜けにしてしまおうとする。

アスペルガー発達障害という。
未熟な子供が成長するなかで、その過程で
不揃いや時間差や歪はあるものです。
それをおしなべて平均化するのが教育じゃない。
良いところを伸ばし
未熟なところを整えてあげる
それが教育ではないのかな。
それは学校だけでなく、
家庭教育の重要さにもある。

本当に自分の子を観ているのか?
まわりと比較ばかりして
見失っているんじゃないか?

出口と入口がすこし違っただけなんだよ。
焦ることはない。
足りない栄養を補充してあげればいいんじゃないの。

さて、
最近、企業の内部告発から
問題が噴出してますね。
インディゴたちの反撃が開始されました。
この嘘ばっかでご都合主義のいい加減な社会に
彼らはなんの未練もないことでしょう。
偽りの秩序をぶっ壊すんじゃないの
それが彼らの使命だそうです。

そして、その後に誕生するという
クリスタルチルドレンというグループに
引き継がれるそうです。

このひとつのアイデアは、正しい正しくない
そんなんじゃなくて、とても素敵なアイデアだ。
戦火の革命もなく動乱もなく
ただ古い秩序や常識が葬り去られ
新しい秩序と常識に塗り替えられていく。

まあ、考えてみれば
1970年代以降生まれの人たちって
もう四十過ぎてるわけですよね。
社会の中核になってきているわけだもんね。

そのすべてがインディゴとはいわない
なかには挫折して見失ったりグレてしまったのも
いるでしょうが、
早い話が
これは拒絶反応なんだよ。
この社会環境に対するアレルギー反応。
精神疾患も、食物アレルギーも、そしてこの
発達障害といわれるアスペルガー症候群
自然界の必然的なプロセスとして誕生した
新しい種子なのだ。
古い世代ではどうしても変えられないことを
彼らはやるために生まれてきた。
迫害され理解されず傷つきさびしい思いをして
多くのものが倒れながら、それでも
使命を達成しよとする。

なんて思うと、健気で
ああ、このアイデアって救われるなあと思うし
ひとつおじさんも応援してやろうと思う。

わたしもねえ
もうちょっと若かったらインディゴの一員として
立候補したかったけれど
わたしは残念ながらピンクです。

ピンクおやじ(涙)

ピンクでも助太刀いたすぞ。
ピーンクビーム、ピーンクスマッシュ、ピーンクスライダー、ピーンク大内刈り、ピーンク引き胴、ピーンク一人時間差、ピーンク電撃作戦、ピーンク空城の計、ピーンクアカデミアンナッツ、ピーンクアンダーネタ、ピーンク陰陽卍崩し、ピーンクラブラブショー、ピーンク中坊経済学、ピーンクお笑い頭の体操、ピーンク螺旋丸、ピーンク正露丸、ピーンク毒掃丸、ピーンクレディーUFO!

そしていつかインディゴと混ざって
パープルになる。