あかんたれブルース

継続はチカラかな

遂にセンター試験廃止に

豚カツと思うな思えばチキンカツ(6)


センター廃止で2段階テスト案
2段階の新試験提言=
大学入試、総合評価へ転換を―再生会議
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/entrance_exam/?id=6095801

ほらね
四四四制度導入から
前回は国公立大学の二次試験廃止が検討される
というニュースに続き矢継ぎ早にこれだ。
センター試験さえ廃止が打ち出された。

日本の大学入試制度が変わる。
昨年からさんざんいってきたんですが
多くの人がみーんな信じない
いや信じたくないのかな?
つくづく保守的な国民性だなあと思った。

塾なんか通わせてもあんまり意味がない。
そういうテクニックじゃなくて
中身を養わないと
大学の二次試験、また就職試験で通用しません。
企業はとうに今の大学生に見切りをつけている。
これは経団連経済同友会にいって
直接聞いてきた本音なのだ。

それにしても
マスコミ報道いいかげんだなあ
としみじみ思ったのは
東大の秋入学が挫折した原因に
企業側の難色があったっていうけれど
それは嘘、間違いです。
企業側はむしろ歓迎していた。
四月決算?なにそれ?そんなの問題じゃない。
企業は優秀な人材が欲しいの。
そして、これ以上問題新入社員はゴメンなの。

で、東大の秋入学、誰が反対したと思う?
東大医学部の教授連中だよ。

明治の頃、東大医学部というのは
薩摩、長州に継ぐ第三の派閥といわれたけれど
その力はいまだに健在なのだ。

陰謀陰謀とユダヤ人がどうしたこうした
という以前に、足元のこういった
前時代の怨霊を排除するのが
現実的なんじゃないの?
と、わたしは思うけれどね。どうでしょう

原発利権というものがあれば
教育にも利権がある。
この国のありとあらゆるものにそれはある。

以前からいうように
わたしは利権を否定しない。
否定しようにも、否定できないんだ。

「そんなものはあってはならないのです!」
という、この変なおばさんは誰か知らないが
みーんな大なり小なりその利権の恩恵を
受けている。
問題はその大なり小なりであって
それがごく一部に
独占されているのが問題であり
循環しないのが問題であって
その弊害が国益を損なうのが大問題なんだ!

文科省や政府・安倍内閣
なんで急に必死に慌ててやり始めたか?
別に安倍さんが優秀なんじゃない。
後がない、非常に不味い状況にまで
陥っているからです。

でも、それでも今までの政権では
なかなか着手しなかったから、まあ安倍さんは
優秀とはいわないけれど、普通の常識をもってる。
ということは、今までの政権担当者は
そういうのを持ち合わせていなかった
というわけか。なんとも情けない。

また、文科省は前々から準備していたんだ。
安倍政権発足で、じゃあと
飛び出した案ではない。間に合わないよ(汗)
民主党政権の頃から、いやそれ以前から
あったわけです。やってたの。
つまり文科省はずーっと焦っていた。

これじゃダメ、これじゃ日本人がバカになる
はやく改善しないと改革しないと、と。
そりゃそうだよね。
実態を一番よく把握してるわけんだから

その切っ掛けが阪神淡路大震災だった。
教育の基本方針を「生きる力」に変えた。

あれから・・・18年だよ

そのとき生まれた子は今年大学受験だったか
来年ですかねぇ。
そう考える、長いなあ・・・

制度は変わります。
それでも、前時代の「現実という言い訳」を
信奉するならそれでもよろしい。
自己責任です。

ただ、制度は変わっても即、バラ色になんか
ならないよ。制度は制度でしかない。
要は中身の問題で、ハード面じゃなくて
ソフトの問題です。

ここで個人差が出るでしょうねえ。
本当の意味での格差だ。
経済力じゃ埋められないぞ。
親の力、センスの問題と、その子の才能だ。

そして、これから抵抗勢力の反発もあるでしょう。
既得権益を死守しようと必死になってくる。
原発でもそうでしょう。
それでも推進し続けようとする。
「安全」という言葉を乱用して。
いったいそれを誰が保障できるのか?

さて、この抵抗勢力に名乗りをあげるのは?
マスコミか、教職員か組合か、保護者か、
それとも市民団体か野党か有識者か・・・
この改革に反対する背景には
利権があると考えていいです。
有形無形のそれがあると。

釘刺しとくからね。


「色々な意見はあってもいい」

当然、そうです。
要は中身の勝負だ。批判否定拒絶するなら
中身のある、責任のある意見であれば
一考の価値はあるんじゃないかな。
そうであるかないかは、国民が判断する。
判断する側にも責任があるよ。

インチキかどうか、世に蔓延る無責任を
燻りだすよい機会なのかもしれませんね。
これが最後の賭け、勝負どころです。
負ければ、国は亡ぶ。
あなたもわたしもお陀仏です。