あかんたれブルース

継続はチカラかな

教育改革の抵抗勢力の利権

豚カツと思うな思えばチキンカツ(6-2)


大学入試・教育制度改革に反対する
背景には「必ず」利権があるとしました。
言い切った。

まず、第一に考えるられるのは直接利権です。
いまのシステムで成り立って業種。
一番わかりやすいのは塾業界となるのでしょうが
実はここはあまり関係ないようです。
ビジネスですから、変われば変わったなりに
対応する。ある意味でビジネスチャンス
ま、変われないところは淘汰されるでしょうが。

大学関係者でしょうねえ。
いろいろ小遣い稼ぎがあるようです。
それと大学本体。
ただ、少子化と大学自体が飽和状態です。
各学校が差別化を図って
特に二流三流大学は必死に個性的な学生を
スカウトするでしょう。
いままでの偏差値の高さじゃ通用しない。
スポーツ特待生だけじゃなく
スペシャリストのオタク狩りとか。
勉強できなくても一芸に秀でたアホちゃん
が人気沸騰だ。てことにもなるかもね。


意外な抵抗勢力に高学歴の人たち
これは、体育会運動部のカースト制に似てる。
自分達が苦労してクリアして得た高学歴という
権利が危うくなってしまう。
自分自身の学歴の肩書き
アイデンティティーや価値を
下げてしまいかねない。
できれば後輩は自分達以上に苦しんでほしい。
苦しめば苦しむほど自分の価値が高まる。
マスコミ関係者もここに入る。
なんだかんだいって、自分達は文系の
エリート意識がありますからね。
セコイ了見の既得権益だ。


そしてもっと意外なのが保護者、親たち
これが不思議なんだけれど
狭き門となって人気大学・学部の合格率が
高くなればなりほど、加熱するという
人間の心理、原理があるそうです。
不足に対する熱狂症候群ですかね。
そこには、自分(の子供)だけは
というムシのよい皮算用がある。


一般教員で抵抗するのは
めんどくさい。というだけの理由。
グダグダ、ダラダラ、やっていきたい。
保護者の顔色を窺って、保護者のせいにして
文科省の教育指導要領のせいにする。
誤魔化されていけませんよ、この指導要領
そんなに高いハードルじゃない。
最低限のお約束のルールブックです。
通常のテストでいえば赤点の30点まで
むしろ、それ以上のことをやらないといけない
はずなのに、グダグダ、ダラダラ
教育指導要領のせいにしている。
ま、教師の仕事以外の仕事が多すぎると
いうのもありますけどね。
それはこの前、記事にしました。


さて、もうひとつ
あんまり利権に関係ない人たちで
抵抗してる人がいる。
それでもあるんでしょうね有形無形と
いった「無形」の利権だ。

無形の利権というならば
それは彼らのアイデンティティーなのかも
つまらんアイデンティティーだ。
彼らは反対することに意義をもつ。
議論のための議論が好きです。
常に後だしジャンケン
自分からテーゼを出したりはしない。
アンチテーゼの亡者であり
そこからジンテーゼなんて、出す能力など
まったくないし、考えてもいない。
時代のバランスシートとして
その弊害やリスクをあげることで
物事を動かさないストッパーというか
本人は安全弁の役割をはたしている
つもりです。
こういう人、会社にいませんか?
役員で、新しいアイデアを必ず潰す
それを仕事、役割と考えている人。
結局なにも進展しない。

これを保守的というのもなんかなあ・・・
いいんですよ。色々な意見があっても
しかし、要はその中身の問題であって
ネットの普及がここまでくると
その中身が問われるわけです。

頁を改めて具体的にチェックしますね。