あかんたれブルース

継続はチカラかな

アイスクリーム危機一髪

うつろいやすいのは世の常(5)


先月14日、連れと飯田橋方面から
神楽坂の寿司屋に向かっていたときです。
どうも足取りが急に重くなって・・・
なんか具合が悪い。
これは低血糖のようだ・・・
外出先になったことなかったのに
・・・やばいなあ。

神楽坂の坂を上る前に二度も休憩する始末
しかしそこからが大変
わたしはとうとう坂の途中でへたり込んでしまった。
毘沙門天のまだずーっと手前です。

連れも困惑してしまって・・・

そのとき、ななめ向かいにロイヤルホスト
「ちょっとあそこで休んでいかない」
と緊急避難しました。
そこでわたしは苺のチョコパフェを注文。
それで生き返った。が、まだ足りない。
しかしなあ師走の寒空にアイスを御代わり
なんて恥しい・・・
んん、また小さなおじさんの耳鳴り太鼓
「時に平成二十五年十二月十四日、江戸の夜風
をふるわせて響くは山鹿流儀の陣太鼓、
しかも一打ち二打ち三流れ、思わずハッと立上り、
耳を澄ませて太鼓を数え
「おう、正しく甘党の低血糖じゃ」
助太刀するは此の時ぞ、

「すみません!バニラとカシスのアイスセット」

と注文した、これが美味い!

わたしはアイスクリームって
別に嫌いじゃないけれど、そんなに好きでもない。
夏に食べることはあっても
冬なんてほとんどめったに食べません。
パフェとかほとんど食べないのは
生クリームが苦手というのもありますが
アイスクリームにさほど未練がないからでしょう。
ましてや、カシスとか
酸っぱくて敬遠しちゃうもん。
カシスソーダカンパリぐらい苦手だ。

でもこのときカシスのシャーベットと
バニラアイスとのコラボと
絶妙なハーモニーにうっとり
すっかりアイスクリームの虜になってしまった。

これ、脳の仕業だぞ。

前回の話は脳の信号で「食べる」という
アクションに結ばれ暴走したわけですが
今回は好み嗜好さえ変えてしまってる。

脳の仕業だ。
わたしはそれを自身で
コントロールできていないのだ。

それから、なにかのとき
思いついたようにアイスクリームを
自分で買ってきたりします。
こういうことは今までなかったことです。

昨日もこの寒いのに帰宅途中に
アイス買ってきて
冷蔵庫の奥に隠しておいて
風呂場にもっていって
暖かい湯船に浸かりながら食べました。
息子と(笑)