あかんたれブルース

継続はチカラかな

よるべなき者たちの宴

愛する技術という発想(25)


いまさらながら言うまでもなく
日本の共同体が崩壊したといわれて久しい。
国家として、組織として、町内会から
そして家族という単位まで形骸化していると。

村社会の民族といわれる日本人にとって
これは大変なことなのですが
国際化とか個人主義とか多様化という
スローガンのトレンドに流されて
気がつけば孤立化を極めてしまっている。

共同体は絶好の逃げ場であり隠れ蓑だった。
その価値は失ってはじめて気づくのか
それでも気づかないでいるのか

この記事で、孤立に苛まれる者たちが
その解決法のひとつとして祭があったと
いうフロムの指摘を紹介しましたよね。

江戸時代は三日に一度はなんらかしらの祭が
あったといいますが、いまじゃねえ・・・
共同体も祭も曖昧になってしまって
日本人はどうやって精神のバランスをとるのか?

ふと・・・テレビでSTAP細胞小保方晴子さん
パッシングを眺めながら
これが祭なのかと考えてしまった。
メディアは、マスコミは祭司のように
生贄を用意して引きずり出す。
二階にあげてハシゴを下ろして吊るし上げるのだ。
そして容赦なく叩く

真実なんてどうでもいい。
叩くなりの大義名分があれば十分です。
栄光の陰の陰部を暴く
そのギャップがあればあるほど熱狂する。
ネットの論争も炎上もそこにあり
集団のなかのイジメの正体もそれだ。

祭を欲している。
祭りには生贄が必要だ。
この孤独を不安を恐怖を緩和させるための
生贄が必要なのだ。

次のターゲットは・・・
ビッグダディー ◎ 単勝 1.3倍
坂上忍 ○ 単勝5.2倍
夏目三久 ▲ 単勝13.5倍
尾木ママ 注 単勝14.3倍
ふなっしー △ 単勝56倍
壇蜜 △ 単勝108倍
能年玲奈 △ 単勝123倍
馬太郎 △ 単勝184倍
有村架純 △ 単勝206倍

(英国ブックメーカーUSO社オッズより)