あかんたれブルース

継続はチカラかな

犬笛の呼び声がする

愛する技術という発想(35)


悲しみが伝染する・・みたいな話からの続きです。
いわゆる感情移入というやつでしょうか
もらい泣きとか、劇場などでの泣き笑いの効果
経験された方も多いはずだ。
最近はビデオ(DVD)などで個人的に鑑賞する
ケースが多くなったのでこういうのは少なくなったかな?
それ以上に感情移入は冷静さを欠くとして
あまり評価されない。
騙されるなとか警戒されるネタにされるよね。

人間の感情は生き物だ。

ユングはこう考え、それが集団化し社会を覆うと
大きなパワーになると考えた。
とは別にそれ以前にルソーだったかなあ
この世のすべてはエネルギーだといった。

馬太郎は愛もエネルギーだと思う。
と同時にこのエネルギーは電気だと気づきます。
これまで電気のことあまり考えたこと
なかったんですがある日あるときビリビリきました。
ま、電気の授業を受講したせいですけどね(笑)

電気には電流と電圧と負荷(抵抗)がある。
このほかに電力というのもありますが
文系のわたしらはこのへんからもう混乱しだす。
さらに周波数(波長)があって
ここにあの苦手なサインとかコサインが登場します。

電気はコイルを巻いて回転させて
この周波数の遅れ(時間差)から生まれるのだとか
だったかなあ・・・(汗)

恋愛とか人間関係で最初は意気投合ラブラブ状態
これは感情の波長があってるんだ。
それが時間とともに様々な理由からズレが生じる。
電気が生まれ圧力がかかり負荷(抵抗)が生まれる。
それがあんまり激しいとショートしちゃいます。
だから上手に接地して逃がさないいけない。
どこに? アースという地球つまり大地に

電気の原理ってすごいです。
結局、宇宙の誕生もそれが明かすみたいで
つまり宇宙すべて万物そのものが電気なーのだ。

私たちはお湯は火で熱して沸かすと考えますが
実は火は道具であって、原理は圧力です。
電気はこの圧力を生む動力となり
暖めたり冷やしたり動かしたり色々なことをやる。

愛とか、感情もエネルギーで電気だ。
いろいろのことをやる。
そしてそこには法則性があって
意外なことに数学なんかと密接に関係してる。
ピタゴラスの定理が電気理論の究明立証になってる
ということは、愛も二等辺三角形とか
サインだったり恋さんがはじめてわてを法善寺に
なのかもしれない。
わてはあれから・・・(わかるかな)

もっと簡単にいってしまえば
私たちは家電製品みたいなものです。
ある人は洗濯機だったり布団乾燥機だったり
蛍光灯だったりテレビだったり
またそのときどきで用途や性質も変わるのかも
ま、人間という名の負荷なのだ。
これは電流電圧によって動く(考えたり行動する)

でもさ、負荷イコール抵抗であり消耗燃焼
ですから疲れるわけだ。
小知恵がつくとそれを避けようとします。
怠けようとする。これも人の常だよね。
そういうのをリスクと考えるんだな。
せっかくのゴールデンウィーク・・・
でもどこにいっても混んでるし疲れるだけ
金も使うし家で大人しくしてよう。
ゴロゴロしてよう・・・となる。

まああんまり無理して動きすぎると疲弊しちゃいますが
こうのは運動不足になって上手にやらないと
様々な障害をもたらしてしまう。
健康を害したりストレスで精神を病んだりとかね。
また受動態か能動態かも関係する。
どう?このへんでようやく話が繋がった?

でね、私たちはまた別な意味でラジオだ。
それぞれアンテナがあって
さまざまな電波をキャッチする。
それには周波数というのがあって
感じる人と感じない人には個人差がある。

民子がなにかつぶやいた。
登美男にそれは聴こえない。
庄之助は「あほくさ」と鼻をならす。
かなり離れた場所にいたはずの馬太郎は
我が耳を疑い振り返る。
「お女中、いまなんとおっしゃった」
「おなかすいたあ」
ふたりは駆け寄り恋に堕ちる