現金な奴らのうたかたの呟き
愛する技術という発想（37）
今朝の地震はびっくりでしたね（汗）
千代田区大手町あたりで震度5弱だって
東京のど真ん中だよ。
そこから地下鉄で20分の我が家も揺れた。
布団に入って熟睡していたのですが、ふと
揺れる直前になにかの気配を感じるは錯覚か？
地震なんかのときによくある現象ですが
みなさんはどうですかね。
時間にすればほんの1秒あるかないかの直前
なのであまり役にはたたないのですが・・・
ルイちゃん家のシベリアンハスキーは
地震の起きる数日前に遠吠えするそうです。
野生が残っているんですね。
さて、波長の話は続いておりまする。
ときおり茶化して脱線するけれど
真面目な話なのだ。
ここで伝えたいのはそれを感じる心
能力のことだ。
つまり、感性ってことね。
フロムのいう愛するということの技術には
この感性が重要なウエイトをしめていると
思うのです。
フロムは愛の技術を知識であったり習得する
ものと表現しました。
そこからわたしはそれは教育だと思った。
本来の教育とは、知性と感性を養う
ところにある。
ところが昨今の教育とやらは知性に偏重したもの
とされている。
わかりやすくいえば、国語算数理科社会は知性教育で
美術や音楽は感性教育という捉え方だ。
もっといえば、前者は知識に偏重したもので
もっともっといえば受験に特化したものだ。
知識がいくらあってもそれは知性ではない。
こんなの知性教育じゃない！
暗記にもなってないと指摘する人もいる。
教育がどこか資格取得のためのテクニック
ノウハウに成り下がってしまった。
その傾向は戦後から特に顕著です。
絵描きになるわけじゃないから・・・。
音楽で身を立てるわけじゃないから、とかね。
受験に関係ないから
という合理的且つ効率的（？）の発想だ。
当然、感性というものは退化していきます。
使わないんだからね。
また、使わなくても生きていける環境にある。
勉強さえ成績さえよければ
親も教師も社会も満足なんだから
将来も安泰なんだという。
そう深く考えなくて気晴らしの娯楽は
テレビがゲームがバーチャルがアゴアシ付で
完備してくれている。
受動的に音楽が映像が入ってくる仕掛けだ。
耳を澄ますことも遠くをみつめることもない。
発見も驚きもすべて想定内のもの安全保障付。
その枠組みの内側の世界で生きている。
深く考える必要も感じることも不要
どころか、考えないこと感じないことが
上手に生きる処世となっている。
割り切ることだ。
割りきれば矛盾も何もないものね。
劣化していく感性。
この感性に察するという能力がある。
それは読み取るということで洞察力ともいう。
波長はそこから感じ取るのだ。
現代人はそういうものを忘れてしまい
情報だけを頼りにする
しかしこの情報とやらがあてにならない。
それを妄信するか懐疑するか
どっちにしても本質を見失う結果となってしまう。
感性は五感をもしくは直観力という
第六感をふくめて人間の能力をフル活動させる。
当然そこには知性も加わる
知識はその道具だし世界観を広げる手立てだ。
経験や失敗という学習からも
それは座学からだけではなく
観て触って味わって嗅いで体で覚えて身につけて
いくものでした。自然が教えてくれた。
親や兄弟や友や先輩や大人が教えてくれた。
そういうものが枯渇していったとしたら
どうなる・・・？
察せられない人 いますよね。多い。
また察することを厭う傾向もある
煩わしいとして切捨て割り切ってしまう。
これじゃ人間おかしくなるよ。
見えない聞こえない感じない
こんな不安や恐怖があるだろうか？
ヘレンは三重苦だった
けれども感じることはできた。
ワァラー！ワァラー！ 【water！】
サリバン先生の手にそう記したじゃないか。
ところが現代のサリバン先生はそうじゃない。
親からしてそうじゃなくなっている。
人間は孤立のなかで途方にくれていた。
感性や知性がそれを導く篝火となったのだ。
それが信仰であったり自然であったり愛であった
はずですが、それがどうにもこうにも
この有り様なんだよね。
ボンクラに成り下がってしまっている。
ボンクラとは盆が暗い、カンが悪い
センスがないといういうことだ。
人間はわからいこと知らないこと
未知のものに不安や恐怖を感じる。
暗闇を怖れるのだ。その先に何が潜んでいるか
わから・・・これは太古から植えつけられた
人間のトラウマなのだ。
だから幼い子は暗闇を怖れる。夜を怖がる。
ところが現代はそういう暗闇がなくなった。
真夜中でも明るいしにぎやかだよね。
文明は闇を葬った。
しかし、闇は人間の心の中に根を張っている。
いくら情報や知識で穴埋めしても
埋め尽くせない闇を抱えているのが私たちだ。
そんななかで生きるということは
不安と恐怖の救いのない世界だ。
発狂しちゃうそうになるさ。
なって当然です。
平穏は退屈に矛盾は閉塞に権利は不満に
自由は恐怖に日常はノルマ化し倦怠となり
足枷となる。
気を紛らわすために刺激を求める
ぐらいがせいぜいなんでしょうねえ。
コーラ炭酸飲料からの刺激から激辛料理
セックスにドラッグにゴーゴー
バーチャルにバーチャンのズロース
海外旅行の非日常カラオケの陶酔と喧騒
マッサージにコスプレにロウソクに三角木馬
三連単に確変にキャリーオーバー
食べ放題に飲み放題に日帰りバスツアー
デパ地下にＦＸに絶叫マシーン
もっと刺激をもっともっと・・・
ピアノ売るならたけもっと
ただ漠然と夕暮れの公園のベンにたたずんで
ぽつりとつぶやく・・・
「幸せになりたいな」
はたでみてればしおらしくもあるけれど
実はどういうのが幸せなのか
本人さんも漠然としてあんまりよくわからない。
ふと、隣のベンチに黒いボストンバックが・・
何にげに中をあらためたら、ああた
なかに札束が！
「幸せだああああ！」
それでいいのか（汗）
これで大方が納得しちゃんだから
困ったもんだよな（涙）
取り合えず3億もあれば
大抵のことはなんとかなる。
（宝くじＣＭで昔所ジョージが発した金言）
今朝の地震はびっくりでしたね（汗）
千代田区大手町あたりで震度5弱だって
東京のど真ん中だよ。
そこから地下鉄で20分の我が家も揺れた。
布団に入って熟睡していたのですが、ふと
揺れる直前になにかの気配を感じるは錯覚か？
地震なんかのときによくある現象ですが
みなさんはどうですかね。
時間にすればほんの1秒あるかないかの直前
なのであまり役にはたたないのですが・・・
ルイちゃん家のシベリアンハスキーは
地震の起きる数日前に遠吠えするそうです。
野生が残っているんですね。
さて、波長の話は続いておりまする。
ときおり茶化して脱線するけれど
真面目な話なのだ。
ここで伝えたいのはそれを感じる心
能力のことだ。
つまり、感性ってことね。
フロムのいう愛するということの技術には
この感性が重要なウエイトをしめていると
思うのです。
フロムは愛の技術を知識であったり習得する
ものと表現しました。
そこからわたしはそれは教育だと思った。
本来の教育とは、知性と感性を養う
ところにある。
ところが昨今の教育とやらは知性に偏重したもの
とされている。
わかりやすくいえば、国語算数理科社会は知性教育で
美術や音楽は感性教育という捉え方だ。
もっといえば、前者は知識に偏重したもので
もっともっといえば受験に特化したものだ。
知識がいくらあってもそれは知性ではない。
こんなの知性教育じゃない！
暗記にもなってないと指摘する人もいる。
教育がどこか資格取得のためのテクニック
ノウハウに成り下がってしまった。
その傾向は戦後から特に顕著です。
絵描きになるわけじゃないから・・・。
音楽で身を立てるわけじゃないから、とかね。
受験に関係ないから
という合理的且つ効率的（？）の発想だ。
当然、感性というものは退化していきます。
使わないんだからね。
また、使わなくても生きていける環境にある。
勉強さえ成績さえよければ
親も教師も社会も満足なんだから
将来も安泰なんだという。
そう深く考えなくて気晴らしの娯楽は
テレビがゲームがバーチャルがアゴアシ付で
完備してくれている。
受動的に音楽が映像が入ってくる仕掛けだ。
耳を澄ますことも遠くをみつめることもない。
発見も驚きもすべて想定内のもの安全保障付。
その枠組みの内側の世界で生きている。
深く考える必要も感じることも不要
どころか、考えないこと感じないことが
上手に生きる処世となっている。
割り切ることだ。
割りきれば矛盾も何もないものね。
劣化していく感性。
この感性に察するという能力がある。
それは読み取るということで洞察力ともいう。
波長はそこから感じ取るのだ。
現代人はそういうものを忘れてしまい
情報だけを頼りにする
しかしこの情報とやらがあてにならない。
それを妄信するか懐疑するか
どっちにしても本質を見失う結果となってしまう。
感性は五感をもしくは直観力という
第六感をふくめて人間の能力をフル活動させる。
当然そこには知性も加わる
知識はその道具だし世界観を広げる手立てだ。
経験や失敗という学習からも
それは座学からだけではなく
観て触って味わって嗅いで体で覚えて身につけて
いくものでした。自然が教えてくれた。
親や兄弟や友や先輩や大人が教えてくれた。
そういうものが枯渇していったとしたら
どうなる・・・？
察せられない人 いますよね。多い。
また察することを厭う傾向もある
煩わしいとして切捨て割り切ってしまう。
これじゃ人間おかしくなるよ。
見えない聞こえない感じない
こんな不安や恐怖があるだろうか？
ヘレンは三重苦だった
けれども感じることはできた。
ワァラー！ワァラー！ 【water！】
サリバン先生の手にそう記したじゃないか。
ところが現代のサリバン先生はそうじゃない。
親からしてそうじゃなくなっている。
人間は孤立のなかで途方にくれていた。
感性や知性がそれを導く篝火となったのだ。
それが信仰であったり自然であったり愛であった
はずですが、それがどうにもこうにも
この有り様なんだよね。
ボンクラに成り下がってしまっている。
ボンクラとは盆が暗い、カンが悪い
センスがないといういうことだ。
人間はわからいこと知らないこと
未知のものに不安や恐怖を感じる。
暗闇を怖れるのだ。その先に何が潜んでいるか
わから・・・これは太古から植えつけられた
人間のトラウマなのだ。
だから幼い子は暗闇を怖れる。夜を怖がる。
ところが現代はそういう暗闇がなくなった。
真夜中でも明るいしにぎやかだよね。
文明は闇を葬った。
しかし、闇は人間の心の中に根を張っている。
いくら情報や知識で穴埋めしても
埋め尽くせない闇を抱えているのが私たちだ。
そんななかで生きるということは
不安と恐怖の救いのない世界だ。
発狂しちゃうそうになるさ。
なって当然です。
平穏は退屈に矛盾は閉塞に権利は不満に
自由は恐怖に日常はノルマ化し倦怠となり
足枷となる。
気を紛らわすために刺激を求める
ぐらいがせいぜいなんでしょうねえ。
コーラ炭酸飲料からの刺激から激辛料理
セックスにドラッグにゴーゴー
バーチャルにバーチャンのズロース
海外旅行の非日常カラオケの陶酔と喧騒
マッサージにコスプレにロウソクに三角木馬
三連単に確変にキャリーオーバー
食べ放題に飲み放題に日帰りバスツアー
デパ地下にＦＸに絶叫マシーン
もっと刺激をもっともっと・・・
ピアノ売るならたけもっと
ただ漠然と夕暮れの公園のベンにたたずんで
ぽつりとつぶやく・・・
「幸せになりたいな」
はたでみてればしおらしくもあるけれど
実はどういうのが幸せなのか
本人さんも漠然としてあんまりよくわからない。
ふと、隣のベンチに黒いボストンバックが・・
何にげに中をあらためたら、ああた
なかに札束が！
「幸せだああああ！」
それでいいのか（汗）
これで大方が納得しちゃんだから
困ったもんだよな（涙）
取り合えず3億もあれば
大抵のことはなんとかなる。
（宝くじＣＭで昔所ジョージが発した金言）
