あかんたれブルース

継続はチカラかな

真田大変記

愛する技術という発想(67)


そういったわけで時として
思いもよらない返答が返ってくることが多い。
普段は人一倍気を使いすぎるほどに
気配りしてそうな人がスッコーンと
とんでもない暴言をサラリと実にペロッと(汗)
それに本人が気づいてないからねえ・・・

また、無闇に落す人。
そういうのを個性的とか自己主張とか
勘違いしてるんだろうか
どう考えても意表返しというかサラリと
相手を置き去りにしてしまう。
自分から振っておいて、それはないぜベイビー!
以前そういうことをやられてそういうのが
かっちょいいって勘違いしたんだろうか?
まったくのご愁傷様でございます。

そういうのに類するんでしょうが
言葉が荒い乱暴っていうのもある。
これはテレビとか、アニメなんかの影響もあるな。
例えば、『名探偵コナン』でよく用いられる
「てめえら」「おめえら」
まるで八丁堀の岡っ引きのようなコレ
息子に聞いてみた。
ねえ、こういう言葉って学校で使うの?
息子はそんなこという人いないよと笑う。
だよねえ(笑)
ところが、父さんの周りにはいるんだな(涙)
どうも中年過ぎてまだ中二病のようで
そういう言葉で悪ぶってみせるのが粋だと
考えているようです。困ったバカだ。
そんなわけで言葉にリアリティーがないんだよね。
標準語だけで育ったワキの甘さもあるかも
迂闊なんだ。
地方でこれやったら半殺しだよ、マジで(汗)

物言うだけでなくブログなんかの書き込み
コメントなんかでもズケズケいう人も多いよね。
言い辛いことをいうことが本音っぽくて
正論みたいな錯角があるんだろうか?
気恥ずかしいという感覚が麻痺しているのか
よくもまあそういうことを面と向かって言える
お前様は何様でございますかとかね。
その例のHさんもこれをやる。
そして必ず口癖のように文頭には
「正直言わせてもらうと」「悪いけど」

悪いと思うなら言うな! 慎めよ。

と言いたくなるよ。

「だったら言ってよ」とテレビドラマではこうなる。
こういう放送作家が拵えた倫理観が浸透しちゃった。
「だったらはっきりそう言えばいいじゃない」

よし、じゃあ言ってやる。
「おい、鼻毛が出てるぞ」

「・・えっ。・・・ヒドイ うわあーん(泣)」

ありゃりゃ。耳毛も伸びてるって言えなくなった。
こうなると周りがうるさい。
その言い方が不味いと非難してくる。
だって鼻毛出ててみっともなかたじゃないか
お前だってそう言ってただろう。
いつまで続けるさせるつもりなんだ。

「もっとほかに言いようが・・・」

ほかにどんな言い方があるってんだよ。
それとなくサインを送っても気づかなかったじゃん。
と、そのアプローチの仕方にあれこれ文句をつける。
まったく後出しジャンケンみたいなのが
多いので嫌んなっちゃう。
「そやからやめとけ言うたやないか」
とまたルイちゃんに怒られるわけだ。
もう知らない。鼻毛でも耳毛でも伸ばして
他人のことあれこれ言ってろ。

なに? わたしの鼻毛がてる?

こ、これは、鼻毛じゃない!
ヒゲだ。ファッションセンター島村だ。

愛する技術
クチは災いのもとの段
これにて一件落城!