あかんたれブルース

継続はチカラかな

マッサンの本格モルトウイスキー



花子とアン』も今週で終わりでしたね。
わたしは途中からというかホント最後のほうだけ
入院してから40日だけでしたが、
なかなか面白い朝ドラでした。

さて、来週からの新朝ドラ『マッサン』は
ニッカウイスキーの創業者竹鶴政孝
モデルにしたものです。
その妻は赤毛のアンではなく
ブロンドの英国女性(スコットランド人)
ジェシーロバータ・カウン(通称リタ)
以前、二人のポートレートを拝見したことが
ありますが、この異国の花嫁が
清楚で美しいのだ。ちょっと痩せ型で
ミア・ファローを彷彿させる感じ。
そっちより当然美人さんですよ。
ダーリンは外国人じゃなくて
ハニーは青い目のガイジンさんというのは
この時代、100年前の国際結婚は色々あったでしょう。
そういう色々がドラマでも描かれるのかな
姑はピン子だよ(汗)楽しみなドラマです。
寿屋(今のサントリー)と袂をわかち
ニッカを創業するくだり、これも見所。

竹鶴よりちょっと先輩の国際結婚は
『武士道』で同じみの新渡戸稲造
前の5千円札の人だよ。
その妻は
メアリー・エルキントン(新渡戸万里子)
こちらはアメリカ人のクエーカー教徒
二人は生涯日米の架け橋とならんと努めましたが
太平洋戦争をとめることはできなかった。

しかし考えてみると
NHKの朝の連続テレビ小説って近現代史
舞台にしているんですよね。
女性をヒロインとして。
そして必ずといっていいほど
戦争、空襲、食糧不足などが描かれる
それも年2回。
そういう経験を実体験としてもってる人たちも
少なくなってなっていってるんでしょう。
わたしの母も今年12月で87歳ですからねえ。

この朝ドラを一緒に観てる婆さん患者がいます。
このドラマの時代に生きていたから
もうたまらないのだと。
えっつ?失礼ですがおいくつなんですかと
聞いたら80歳だという。
見た目よりぜんぜん若い・・・お世辞じゃなくて
とういうことは当時は小学生ぐらい
だからあの戦災孤児の場面がたまらなかったと。
あの当時の上野はそんな子が溢れていた。
つまり、戦時中集団疎開してた生徒たちが
帰ってみれば空襲で親兄弟親戚一同みんな
死んでしまって身寄りのない子がたくさんいたんだ
というわけです。
当たり前のことなのに、すぐそれとそれが
結べない自分に気づいた。

そういう同年代の子供たちのことを想って
いまだに可哀想に想ってる彼女・・・ 

激動の昭和史かあ

平成の現代とじゃあギャップがあるんでしょうねえ。
こういう実体験をもった人たちが
どんどん少なくなっているわけだ。
まるで他人事のように、そしてドラマは
一人歩きしていく。

さあって、次は『マッサン』です。
主題歌はみゆき嬢だとか
トリックスターさんのところで
ちょいと聴きました。
月曜からまた楽しみですね!