恥知らずどもの宴
先週からルイちゃんが仕事再開。
一年のブランクもあって最初はおためしで
派遣さんからお菓子工場のパートです。
大丈夫かなあと気を揉んでいたんですが
案の定というか、いじめとまではいかないけど
意地悪な社員さんや先輩のおばさん
どこの世界にもいるわけだ。
それが理由でやめていった派遣さんも
多いのだそうです。
仕事を効率的にやるにあたって
こういうのってあんまり、まったく意味がない
と思うのですが、やってる連中はそうでもない
みたいです。
彼らの意地悪の動機、言い分とやらは
派遣労働者のほうが時給が良いからだとか。
それが間尺にあわんと八つ当たりされてもね。
また違う会社の話ですが
ベテランでも新人でも時給が同じに不公平を
募らせてそこでイビリや意地悪が横行する。
ま、やってるほうは
色々大義名分はあるんでしょうが
セコイ話でしかない。
これは負の連鎖というか慣習、伝統みたいな
ものもあって、彼らもやられてきてる
ケースも多いものです。
それをのり越えて自分はここまできた。
という変な自負心と、他の人もそうでないと
不公平だというみょうな思想だ。
体育会系の運動部の先輩後輩の関係
力学と同じでしょうが、
ただし、やる人はやる。やらない人はやらない。
この差は実に大きいのだ。
司馬遼太郎はそれを日本人の【宿痾】といった。
なかなか治らない持病って意味です。
他国にもあるでしょうが
軍隊でそれを嫌というほど味わった司馬さんは
あえて「日本人の」としたのでしょう。
ブラック企業なんていうのが社会問題化して
いますが、それは企業体質だけでなく
その環境から生じる職場環境はそこの従業員の
自家発電のようなものでもある。
自分達で自分達の自分の首を絞めてような
ものですね。
それに染まる人、我慢する人、潰れる人、
逃げる人、戦う人、人それぞれ
それは強い人弱い人というよりも
最後の決め手は、品格しかないんじゃない。
やらきゃ損なんて考える輩は
それぐらいのものでしかなく、
そんな世界で生きていくわけだ。
迎合しちゃうのも同じようなものです。
それでやっていけるんだもん。
そっちとこっちの世界はまったく異質だ。
同じ時代の同じ国に生まれながら
まったく異次元の世界で棲み分けされいる。
地獄はまさにこの世の、現世にある。
それを自覚しないままで生きていくことが
あたかも幸せみたいに考えるアイデアもある。
どんなものなんでしょうかね。
そういった人たちが出合う人たち
そういった人たちが感じる様々な出来事
そういった人たちのライフ・・・
わたしゃそういうのごめんだな。
引き寄せの法則とか
そこまでいかなくても
類は友を呼ぶなんていいます。
これって当然の結果、だよな~あ。