あかんたれブルース

継続はチカラかな

愛で掻き毟る



Kちゃんが最近絶好調みたいで
(勉強意外だよ)
「最近体が軽いんだよね」
「パパは体が痒い」
「・・・がはははは」

そういうわけで痒いのだ。
薬の副作用かもしれない。それで
痒み止めの薬や注射をしたら
余計に痒くなって気が狂いそうです。

痒い。

掻けば掻くほど痒くなる。
でも掻かずにはいられないこのつらさ
わかる?

今日昼間フジテレビのドキュメンタリーを
ケツ掻きながら観てただよ。
「そこに愛はあるか?」というお題で
八王子実践バレー部の名物鬼監督と
女子部員の軌跡を追っていました。

わたしは体罰については割りと寛容なほうですが
なかなか難しいね。
この監督のスパルタは問題にもなって
マスコミにもだいぶ叩かれたようです。
その謹慎処分に対して全校生徒や保護者からの
陳情が通って再び監督に戻ったという
過去も紹介されてました。
番組のタイトル通り、そこに愛はあったのだ。

問題はそういうのをカタチだけ模倣する
人たちが多いことだね。

教育者の資質は、なんだろうという問いに
それは能力ではなく、一生懸命かどうかだという
名言をいった西永福の塾講師がいました。
なるほどと膝を打ったわたし。
膝も痒い。湿疹ができてるよ(汗)
もっといえば、その一生懸命とは
そこに愛があるかどうか
なんだと思う。

こう考えると簡単で、体罰で死なせる指導者は
そこに愛がなかった。と端的にいえる
わけです。
ちょっと酷ですが
これはどんな弁明も通らないと思う。
これは親にしても同じだね。

厳しかろうが甘やかそうが
優しかろうがなんだろうが
それは表現であって
重要なのは
そこに愛はあるかだ。

それでもあると
あったと、シラをきるだろう
ことは十分に考えられますが
これは誰それにどうこういうものではなく
常に自分自身に問うべきこと
なんでしょう。

痒い。

愛も歯痒い。