あかんたれブルース

継続はチカラかな

卑下慢という虚飾の妖怪

日本エシャレット連合(2)


卑下慢という言葉があります。
仏教用語で四慢(増上・卑下・我・邪)の1つ。
この慢は慢心の慢で増長慢と卑下慢は反語じゃなくて
類似、同意語のようなもので
卑下することで自慢してる下衆の極みなんだそうな。

私達人間すべてを「凡夫」位置づける親鸞真宗でも
この卑下慢は戒められ、凡夫とは差別化している。
一見、卑下するっていうのは
謙虚で美徳なように思われがちですが違うんですね。
自信がなくてイジケテル以上に
そこに虚飾の臭いがプンプンするわけだ。
こういう罠には気をつけないといけない。

自虐史観というものが、ある。あった。
とにかく日本は戦前までとんでもない悪辣な国家で
軍国主義と侵略主義で暴虐の限りを尽くし
アジア周辺地域の人々に多大な迷惑をかけてしまった。
弁解の余地なくとにかく糾弾し反省を促す。

反省するのは、いい。
戦前の日本が正しかった、とは思わない。
周辺諸国に多大な迷惑をかけたと
いうことも認めましょう。
でもさ、なんでお前が糾弾し反省を促すのか?
あなた達の立場ってなんなのさ?
同じ日本人でありなかがら、
自分達だけ検察側に立つように糾弾する。
そういうのって卑怯だと思う。
反省するんだったら自分に反省しろよ。
してるというだろう。
それを卑下慢というのだ。

こういう連中、クラスにいたよな。
いい子ちゃんブリやがって
ちゃっかり教師と生徒たちの中間に立ちやがった。

なにが進歩的な小市民だ!

自虐史観
ちょっと真面目に歴史を読めば
自分達の主張に多くの矛盾があることは
中学生でもわかる。
なぜ、彼らはそれがわからないの?
わかろうとしないの?

卑下慢だからだ。

良いとこ付きの卑怯者なのだ。
事なかれ主義の無責任な卑下慢野郎だ。
こういうのが増長慢にすり替わり
勢いづいったところに反動勢力も生まれる。

もっと真面目に歴史を受け入れるべきでは
ないでしょうか。
朝日の従軍慰安婦報道が捏造だったことが
明らかになった、今。
すこしは冷静さを取り戻し
ニュートラルな感覚を取り戻す時機にある
のでは、ないでしょうか。