あかんたれブルース

継続はチカラかな

舟を編む



先週だったかな
『マッサン』でエリーがくちずさんでいた。
あれはたしか
「The Water Is Wide」
https://www.youtube.com/watch?v=T284y-BZF7U&index=7&list=PL02BB0793C02E7078

だれでも聴いたおぼえのある曲でしょう。
ドラマでその邦訳のテロップが

 この海は広過ぎて私には渡れない
 飛んでいく翼もありません
 二人を運ぶ舟をください
 そうすれば、愛する人と漕いで行けるのに


スコットランド民謡だそうですが
なんと甘美で切ない民謡だこと
日本の民謡とはテーストが次元が会社が違う(汗)

スコットランドからアメリカへ
そして日本へ
愛が伝えられていた。
国境とか民族とか宗教とか文化とか
すべてを越えて

ビルマの竪琴』でも
戦火のなかで敵味方同士がおなじ歌で
共鳴するシーンがあった。
戦争なんてみんな嫌いだ。

愛の重さがゆえに沈みゆく舟
その重さは色あせたせいなのか?
愛という名にすり替えられた別なものを
積み込んでしまったのではないのか

わたしたちひとりひとりが
もっと愛について考えみつめるべきだと思う。
誰のためでもなく
誰のせいでもなく
まず自分からはじめてみる。
豊かさの本質はそこにあると思う。
その意味で
わたしたちはあまりにも迂闊すぎている

すべてはわたしたちひとりひとりの
気持ちの在り方次第だ。