あかんたれブルース

継続はチカラかな

『競輪上人行状記』を観ながら



『競輪上人行状記』は喜劇というよりも
社会派ドラマという様相でした。
当然のように一般市民は現在と比較して貧しい。
後に上人が予想屋になって説教するくだりで
「一日500円そこそこの稼ぎで
 100円の車券を買って」云々と口上があります。
昭和40年は日当500円かあ・・・

劇中に競輪場の座敷シートに縛られてる女
縛られてるのではなく自ら縛って
聞けば目当てのレース以外のレースを買わない
ように自分で縛ってるようです(汗)
ギャンブル用語では「ケン(見)」という
これがなかなかできない(涙)
彼女も重度のギャンブル依存症のようです。

日本の財政再建のひとつにカジノ構想がありますが
あれはダメだね。
これに関しては、石原さん橋下さんはセンスがない。
貧乏人が搾り取られるだけ
そして関連する利権が生まれるだけ
なんの発展性もない。
日本人は体質的に依存しやすい民族でもある。

要は目先の財政再建をなんとかしたい
わけなんでしょうが、それを即税収アップで
なんとかしようとする発想が不味いんだね。
増税だってそうそう簡単にはいかない。
速攻性はますます無理筋だ。

こういうのは各省庁のタテ割り行政とも
深く関係してと思うのです。
財務省財務省だけの視野で増税だけで
なんとかしようと考える。
間違いではなくとも不自然で力業なのだ。

増税とバーターで社会福祉を人質にするけど
問題はこの福祉とか医療費の問題だ。
垂れ流し状態だと思う。
9月末日に退院して地元の病院に通院してますが
ここの薬の処方の仕方、ひどいもんだ。
入院中から3倍に増量してるよ。
そうでもしないと経営が成立たない?
わたしらは福祉制度のおかげでタダですが
この薬って税金なんだぞ。
昨日も若い助(医師)士がセコイことを
いってるそばからやるので睨みつけたら
速攻で取り消したようですが
そういう医療行為ってなんなのよ?

そういうその人だけじゃなく
このクリニックだけではなく
だいたいみーんな同じ傾向と対策です。

下剤を出しておいて下痢気味だというと
調整剤とか出そうとする。
薬の分量が多くてムネヤケするから胃腸薬も。
しらずしらず抗うつ剤とか
精神安定剤とか入ってるからね。
眠れないというとホイホイ睡眠導入剤をくれる。
こういうのなんとかしないと・・・

そしてみ~んな薬依存症だ。
副作用が出ればそれを抑える薬を出す。
こんな悪循環、ないと思いますけどね。

政治で切り込むのなら
まずそっちのタブーじゃないのか。
平沼さん、しっかりしてくれよ。

日本人を薬漬けで病人に仕立てて
お客さんに、薬の消費者にする。家畜だ。
そのほとんどが税金で支えられている。
そんなんで増税しても意味ないんじゃないか。