あかんたれブルース

継続はチカラかな

『花燃ゆ』なかなかよいです!



今年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の第一回
観たところですがなかなかいいですね。
燃えました(汗)

因みにですが、
封建的で保守的で頑迷頑固な叔父さん
玉木文之進奥田瑛二
松蔭死後松下村塾を引きついぎ一人の少年を
個人教授する。
その不幸な少年が乃木希典なのだ。
乃木家と杉家、吉田家は血縁つながり
そして玉木家ともね。
そんな(あんな)文之進からの
徹底的なスパルタ教育は希典に生涯ぬぐえぬ
コンプレックスを植えつけることになる。
ドラマ観ててわかるでしょう。
ああいう時代遅れの人だったみたいですよ。

明倫館の教室に「守・破・離」が掲げられていた。
吉田松陰は見事に玉木文之進を超え
破・離しましたが
乃木は結局「守」に止まってしまったわけだ。
萎縮してしまったんでしょうね。
厳しければいいってものでもない。

その逆に、超大甘なのが
ラストに登場した長州藩毛利敬親
北大路欣也が演じていましたが
史実では「そうせい候」と渾名された暗君で
イエスマンだったとか。
ドラマのラストでも「そうせい」で〆てたところが
憎い脚本でした。
でも名君暗君といってもその判定は難しい。
昨年の大河の主人公の(福岡)黒田藩は
幕末、名君だったが故に不幸を招いた。

明治維新を牽引て多くの人物を輩出した
長州藩のその藩主毛利敬親
ただ単に無能と片付けるのも味気ない気がします。
「フリ」してたんじゃないかあ?

教育、指導のアメとムチ
その兼ね合いはむずかしいものです。

ドラマでは学ぶ、考えるについて
熱く語られていました。
まったくそういうことだと頷いた。