帰れない酔っ払い女

今日は透析日でよっこらしょと
帰宅して横になってたら管理人室から
B館で住人の女性がひっくりかえっているから
と応援の電話がありました。
（わたしはマンション管理組合の理事長なのだ）
どうも酔っ払いのようで別館の玄関フロアで
行き倒れ状態。
それ以前にも鍵を開けろとクレームしてたとか
どうも財布とケータイ等が入ったバックごと
失くしたようで、部屋に入れない。
母親と同居のようですが
その母親が留守なので入るに入れない。
だから玄関を開けても部屋に入れないわけだ。
以前から問題のある女のようです。
下手に触ると厄介なのだ。
「どうします」と困惑気味の管理人さん
「どうしますかねえ・・・」
「警察呼びますかそれとも救急車？」
「まあ手順としては救急車でしょうねえ」
ということで119番
しばらくしたら救急車で3人の隊員が到着
すぐに担架を出して「大丈夫ですか」と
問いかけると、起き上がってふらつきながら
大丈夫だと応える。
が、それから
管理人に喰ってかかるかかる（汗）
管理会社に苦情いってやると。

救急隊は特に異常はないので
病院に搬送するまでもないと
「警察呼びましょうか」
「そうしてください」となって
救急隊から警察へ通報。
その後3人きましたが埒があかない。
親戚も親類もいないし
財布なくしてるのでファミレスにも入れない。
で、近くの公園で酔いをさまして休んで
母親の帰りを待つことで話はついたのですが・・・
この寒空に・・とちょっと不憫な気もした。

「また帰ってきますね」と管理人さんうんざり。

案の定部屋に戻ってしばらくすると
再び管理人室から電話
あの女が帰ってきて管理室のドアをトントン
してる。どうしましょうと。困ってる。
相手にするとややこしくなるから
そのままにして勤務時間の4時になったら
速攻で帰ってしまえといったのですが
また、すぐに「SOS」の電話。
「警察呼びますよ」
「そうしなさい。
　今すぐに降りていきますから」
「お願いします」
と一階のエントランスに行ってみると
あの女が消火器を振り上げて
管理室の窓ガラスをガンガン叩いてる。
トントンじゃないじゃないか（汗）

こら何をしてる！
と怒鳴ったところピタッと止まったが
今度はこっちに矛先が
チンピラ呼ばわりされたよ（涙）
関西弁のこの女は広島から上京したという。
47歳。困ったタヌキだ・・・
よし姉さんかと思った（笑）

挑発してくるくる
怒号が飛び交う。
なんか管理人が呼んだ地回りやくざみたいに
思われたようで、用心棒みたいに
失礼しちゃうわ（怒）
ここは飲食店じゃねえよ！

勤務時間の4時をまわっていたので
管理人を帰しているときに
警官が到着。その後応援も来た。
ただし、被害が出ていないので
警察では保護もできないという。
いっそのこと窓ガラス割ればよかったのに
あのままほおっておけばよかったのかなあ

結局このバカ女のために
救急隊3名、警察官5名の出動でした。

5時頃にようやく解決したのかな
近くの友人のところにいくとこで決着がついたと
警察官から連絡がありました。

参ったね。

酔っ払いで酒乱も困るけれど
人権だなんだかんだと
下手するとこっちに非があるようになる。

愛情で？

なんであんな女に愛情を傾けなければならないの？
そういう無責任で
愛情を軽んじるようなこと
言わんでくれたまえ。
それに相手は酒乱の酔っ払いじゃないか（汗）
しかも「女」の。それも47歳の。
器物破損を食い止めたそれがわたしの
精一杯の愛情だよ。

あの女・・・ハゲっていいやがった。
わたしは禿げてない！