あかんたれブルース

継続はチカラかな

たまネギの皮の裏側

土壌と意識(5)


聞いた話でなのですが
精神疾患者の間にも差別があるようで
そういう方々のネット上の集いでも
嫌われ者がいるそうです。
それは統合失調症?双極性のⅠ型?
じゃあないんだそうな。
たとえば双極性Ⅱの愉快な仲間たちの輪とかでは
「ボダは来るな!」と門前払い。

ボダとはボーダー、ボーダーライン人格障害
境界性人格障害ともいう。
神経症と精神病の「境界」の定義が難しい病気。
とされている。

こんなたとえがある。
玉ねぎ(双極性傷害)の皮をむいていくと
その芯に近づくと双極性障害以外の病気が
見えてくることが多々ある。
その多くは、
器質性障害や発達障害だったりする。
玉ねぎの皮を少しだけ剥いて、
芯よりも外側を見ると、
境界性人格障害(ボーダーライン)に見える
ことも、あると。

双極性障害は躁と欝のスイッチが切り替わる
昔でいえば躁うつ病ってやつです。
このなかの裏側にボーダーが張り付いている。
まあこういうたとえはボーダー患者は
嫌がるでしょうが
双極性障害の患者はもっと嫌っているようです。

ふと、さ
昨日の酔っ払いの酒乱女のことを思い出した。
酔っ払いといってもあの女はそう酔っ払っては
いなかった。
消火器でガンガンやってるときに
わたしが怒鳴って注意したときに
いたずらっ子がそれを見つかった表情をしたもん。
半分は酔いは醒めていたんだ。
残りの半分の酒の勢いで調子に乗っての
ご乱交、凶行、暴走だったわけです。
そしてすぐに媚びてお茶目を演じました。
わたしが通りすがりでそのまま立ち去ったら
それでよかったんでしょうが
そのままそこに居座って一歩も引かないと
みてとると逆ギレして
「関係ないやろ」という常套句で
噛み付いてきたわけです。

これってホントに酒乱なのか?

よく、酒を飲まなかったらいい人
なんだけどね~え(ため息)
なんていう台詞があります。
どことなく酒乱や酒癖の悪い人は
酔うと記憶がなくなるように思われがちですが
そんなこともない。
何人も酒乱の人を知っていますが
案外憶えているんだよな。
そのくせい、またそれをやる繰り返す。
なんでだと思う?
酒が好きだから?
それもあるでしょうが躁転するのが
好きなんだ。気持ちがよろしい。
そういうタイプは普段は大人しいタイプが多い。
彼らにとってアルコールはその量ではなく
ある一定量でよくそれは起動スイッチの役割
でしかないんだよねきっと。
まあ普通の人からすれば多量でしょうが
わたしら酒飲みからすれば
彼らは酒に弱いほうです。

ほらやくざが殴り込みに行くときに
樽酒をあおるでしょ。あれだよあれ。
景気づけみたいなものなんだ。

でさ、あの女は酒乱だったのか?
という疑問が湧くわけです。
酒癖は悪いとしてもあの性悪は酒のせいだけ
じゃあない。普段からの染み付いたもので
性格、性質、根性そのものなんだな。
酒乱の人たちからすると迷惑な者なわけだ。
ある種の確信犯でもある。

こういったのはたとえば今日のネットニュースで
韓国で日本型の(顧客消費者)の
過剰サービスの弊害が問題視されてるのと似てる。
日本でも客が店員を土下座させたとか
クレーマーの問題です。
消費者至上主義の徒花というか
人権の履き違いというか
法制度の悪用というかなんと申しましょうか。

わたしはなにがまともで
なにがまもとじゃないかわからなくなる。

キムチで酔う民族もいるしね。
これみな環境の影響でもある。