あかんたれブルース

継続はチカラかな

ハムのような健康志向



透析中ヒマなんでテレビとか観てますが
どれも似たようなものばかりで飽きるわけだ。
そしたらTBSの再放送ドラマで・・・えっと
田中なんとか、ほらダイヤモンドは傷つかないの
女優が母親役でイケメンの息子が三人
もこみちとマッサンの玉山なんとかと
ルイ「ブラザービートやろ。山ピーも出てた」
馬太「そうそうそれそれよくわかったね」
ルイ「美人の母親にイケメン3兄弟
   うちのことやがなけっけっけっ」
馬太「はいはいはい(汗)
   山ピー?三男役は山田費太郎じゃなかったぞ?」

そんなわけでそう大したこともないのですが
ヒマつぶしに観てたりするわけです。
相変わらず玉山君が無理な設定と下手な演技で
七転八倒しておりますが(汗)

ところが前回の放送で
三男が妊娠したクラスメイトの女の子を
応援するお話。
途中から観たので三男がこの女の子を
好きだったのかどうかはわかりませんが
途中で生むことを決意した女の子を守るために
父親は自分だという成り行きにホロリときたね。
こういうのに実に弱いのだ。

それは『蒲田行進曲』のヤスが
妊娠した小夏を押し付けられたことから始まる
無償の愛の大活劇のそれだった。
「うちのコレがコレなんだもんで」
も、これだけで前半号泣したものさ。
後半の階段オチの下りはダメですけどね。
『異人たちの夏』のオチ同様に
蛇足・・トカゲのような作品でした。おしまい

でね、考えるわけだ。
惚れた女が違う男の種を孕んでいて
それごと受けいれられるものかという問題。
それを周囲は「信じられない」として
「お人好しにもほどがある」とか
「奇特な人だねえ」とか馬鹿にする。

根性無しの放送作家だと
事故とかで流産させてしまうのが常套手段。
時代劇では殺します。

さて、ドラマの話は別として、だ。
現実の話として
もし、これが再婚だったとしたらどうなんだ。
男が初婚か再婚は関係なく
惚れた女が子持ちだったら・・・
それがどれほどの障害になるだろうか?
親は反対するんだろうね。

それを障害にするなら最初から惚れる!
となるだろう。
に、してもさ・・・
お腹にいるか出産したかの違いで
こうも違うものかねえ。
法的にも再婚の期間制限があるのは
妻の妊娠を確認するためもあるわけです。

私たちが信奉する常識とか価値観って
こんなものでスーパー売ってる
薄切りハムのようなものです。
ぺらんぺらん透けて見えるし
生ハムだったら千切れてしまう。
ニッポンハム「絆」。
塩分控えめ。そのぶん添加物増量中。

恋は堕ちるもので
理屈や損得なんて通用しない。
魔女やドラゴンがいなくとも
ホワイトナイトになれる絶好のチャンス
でもあるわけだ。