あかんたれブルース

継続はチカラかな

平和のために殺された節子



今年もまたくる終戦記念日
例年同様に戦争と平和をテーマにする
テレビ番組が多数オンエアされておりまする。
透析を終えて遅めの昼食でテレビを着けたら
BSで『火垂るの墓』(実写版・2008年)を
放映していた。
途中から10分ほど眺めて
「あかん」とチャンネルを替えて、消した。

火垂るの墓』はやっぱり
わたしの鬼門だった。

実写でも節子が可哀想でみていられない。
たとえフィクションであっても
そう言い聞かせても罪な作品だと思う。

平和を祈るための反戦作品
なんかそのために節子は人身御供にされる
ために生まれて死んでいく。
未来永劫に。

戦後70年
日本人はこういう積み重ねをもって
戦争を憎み平和を信奉してきたわけですが
その効果はどれほどあったのだろうか
などと考えてしまいます。

お盆までのこの時期
「平和」というものをもっと冷静に
考えてみてはどうでしょう。
節子のためにも