あかんたれブルース

継続はチカラかな

カナリヤのように

独り言が癖になってしまった母
そんな母親がよく歌っている。
『お座敷小唄』とかさ
マヒナスターズの、ほらあれ
♪富士の高根に降る雪も京都先斗町に降る雪も
ここまでだったら単なる懐メロで聞き流すのですが
6番までフルで歌われると、
かあちゃんボケてたんじゃないんかい(o。o;)」
と、びっくりぽん。
いやしかし艶っぽい唄だねええ

んで、いましがた、また啓示が
♪腰の短刀に縋り付き連れて行くきゃんせソロモンへ

ときたもんだ(^^;
このメロディどっかで・・・
曲はドリフのほんとほんとにご苦労さんだ。
歌詞は違う。軍歌のようです。
気になって、調べてしまった。
戦時中に軍隊、といっても支那事変の頃の
昭和14年に『ほんとにほんとに御苦労ね』という
軍歌(?)がリリースされて
太平洋戦争末期頃にその替え歌が派生したようです。
それらを称して『軍隊小唄』というそうな。
各パートを「戦車」とか「戦闘機」「潜水艦」にアレンジ
してたようです。
母親の唄から察するに海軍バージョンみたいで
うちの親父は海軍だっからきっと親父の鼻唄で
覚えたんでしょうねええ

大正15年生まれで広島の海軍に召集
もしかしたら笠原和夫や美能力幸三と同じ大竹連隊?
だったりしてねえ(○∇○)
ま、それはそれとして
そんな厭世気味の軍歌が母親を介して
戦後70年経った今聴けるっていうのも
なんか乙なものですね。

♪連れていくのは易いけど女乗せない戦船

表の軍歌があれば
裏の軍歌もあったわけだ。

ほらほらまた母親の唄が始まりましたよ~(^◇^)/